ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています

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映画『2023年12月のまとめ』鑑賞作品一覧・感想

 

 

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鑑賞作品一覧

洋画

エクソシスト

エクソシスト 信じる者

オペレーション・フォーチュン

クリスマス・ウォーズ

グレムリン

グリンチ(2018)

クレイジー・パーティー

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー

バイオレント・ナイト

ハンガー・ゲーム

ハンガー・ゲーム2

ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス

ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション

ファミリー・スイッチ

ホーム・アローン

ホーム・アローン2

ホーム・アローン3

ホーム・アローン4

ホーム・アローン5

ホーム・スイート・ホーム・アローン

ボーンズ アンド オール

Mr.ノーバディ

汚れた顔の天使

リッチー・リッチ

ヴィーガンズ・ハム

※50音順に並べています

 

邦画・アジア映画

禁じられた遊び

哭悲/THE SADNESS

※50音順に並べています

 

ドラマ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル

 

タップもしくはクリック出来るタイトルは個別で記事にまとめていますので、そちらの方もご覧頂けると幸いです。

(先月のまとめはコチラ)

 

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劇場鑑賞

12月は『エクソシスト 信じる者』と『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』の2作を鑑賞しました。有名なオカルトホラーでもある『エクソシスト』の正当な続編という事で期待値が高かった『エクソシスト 信じる者』は、登場人物を新たにしつつセルフオマージュを含めた繋がりもあったのは良かったのですが、ホラー映画としては無難で王道な内容でした。ただ、3部作になる予定みたいなので、今後の展開に期待したいと思います。そして、90秒憑依チャレンジという斬新なアイデアを使った『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は、幽霊の造形とやり過ぎ感のないゴア描写でホラーらしさを堪能出来た反面、登場人物にあまり感情移入出来なかったのは少し残念でした。また、設定が良かっただけにストーリーが淡々とし過ぎているように感じたのと、怖さもやや控えめだったので、もう少し尖った部分があった方が良かったような気がしました。他にも、劇場鑑賞が叶わなかった『オペレーション・フォーチュン』は「ジェイソン・ステイサム」らしい安定感のある内容で、悪役を演じた「ヒュー・グラント」の演技が良い意味でシュールな笑いを生んでいると感じました。ちなみに、12月に鑑賞しようと思っていた『ハンガー・ゲーム0』は予定が合わずに鑑賞出来なかったもののシリーズ4作を復習のために再鑑賞しました。1作目の『ハンガー・ゲーム』は緊張感もありながらドラマ性もあって、何回見ても面白いと感じましたが、2作目以降はスケールが大きくなり過ぎて全く別の方向へストーリーが展開していくので、シリーズ作品として見るだけの楽しみ方しか出来ないのが少し残念でした。

 

クリスマス映画

12月はクリスマスを舞台にした映画とドラマを13作鑑賞しました。クリスマスの風物詩ともいえるホーム・アローンのシリーズを一気に見ましたが、やはり「マコーレーカルキン」主演の『ホーム・アローン』『ホーム・アローン2』は何回見ても変わらない面白さがあって、笑ってほっこり出来る不朽の名作だと感じました。『ホーム・アローン3』は主役のケビンを含めてマカリスター家とは全く別の家族になるので違和感があるものの、ハイテク機器を使う事でシリーズ最多の4人の泥棒に制裁を加えるのはシンプルに笑えると思いました。『ホーム・アローン4』は『ホーム・アローン2』の続編という設定なのにキャストの見た目が全然違う事に加え、シリーズの良さでもあるトラップをほとんど使わないので、クオリティの大幅な低下が目立ちました。『ホーム・アローン5』は家族がまた変わって全く別物でしたが、幽霊という設定を使った勘違いの連鎖に笑わせてもらったものの『ホーム・アローン4』と同じく1人でお留守番ではないので、趣旨がズレていると思いました。逆に『ホーム・スイート・ホーム・アローン』は根本的な部分が過去5作と異なる上に、泥棒サイドを描き過ぎて主人公でもあるマックスのやり過ぎ感が出てしまっているのは残念でしたが、シリーズ1作目と2作目でバズ役を演じた「デヴィン・ラトレイ」が登場し、マカリスター家がその後どうなったのかを知る事が出来るのが嬉しいサプライズだと感じました。また、本物のサンタが無双アクションする『バイオレント・ナイト』は「デヴィッド・ハーバー」らしい演技がとにかく素晴らしく、ホーム・アローンのオマージュに加えてゴア描写もたっぷりで大人のクリスマスにピッタリだと感じました。ただ、同じ面白さを期待した『クリスマス・ウォーズ』はアクション要素が極端に少なく、本物のサンタという設定の割にファンタジー感が無さすぎて人間に近いリアルさが目立ったので、やや中途半端になっているような気がしました。そして、クリスマスコメディ『クレイジー・パーティー』はオフィスドラマ風の設定に『ハングオーバー』のような要素を加えていて、下品な笑いが楽しめましたし、親と子の中身が入れ替わってしまう『ファミリー・スイッチ』はドタバタ感を堪能しつつも親目線と子供目線それぞれの心境や考え方を上手く表現してしていて、家族で見るのにピッタリな作品だと思いました。他にも、再鑑賞となった『グレムリン』『グリンチ(2018)』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』は安定感のある面白さがありましたし、クリスマス映画ではないものの『ホーム・アローン』の劇中に登場するモノクロ映画「汚れた心の天使」の元ネタでもある『汚れた顔の天使』は、とにかく余韻の残るラストが素晴らしかったです。同じく、クリスマス映画ではないものの『Mr.ノーバディ』は『バイオレント・ナイト』に似た中年オヤジによる肉弾戦を中心とした豪快なアクションが非常に魅力的で、ストレス発散にピッタリなスカッとする作品でした。

 

ホラー映画

12月はホラー映画を7作鑑賞しました。以前から気になっていた台湾ホラー『哭悲/THE SADNESS』は、ゾンビのようでゾンビではない狂人化した人間を使った設定が斬新でしたし、地獄絵図のような圧巻のゴア描写も強烈なインパクトがありました。また、カニバリズムをテーマにしたラブロマンスホラー『ボーンズ アンド オール』は、人肉愛好者が人間社会で生きる事や欲望を抑える事の難しさをありのまま描いていて、美しい風景やロマンチックな雰囲気とゴア描写とのアンバランス感が絶妙で、淡い恋模様も相まって倫理観を忘れるほど引き込まれるような魅力があると感じました。逆に、ブラックユーモア満載で描かれた『ヴィーガンズ・ハム』は、ぶっ飛んだ設定を使いながらも中年夫婦にありがちなリアルさもあって、非常に尖ったマニア向けの内容だと感じました。そして、邦画ホラー『禁じられた遊び』はトカゲの尻尾を使った設定がユニークで、人間らしいドロドロ感と何度も来るクライマックス感が良かっただけに、共感しにくい登場人物が悪目立ちしていました。

 

まとめ

12月は映画とドラマを合わせて28作鑑賞しましたが、多忙のため劇場で『エクソシスト 信じる者』と『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』だけしか鑑賞出来なかったので、心残りのある1ヶ月でした。他にも気になっていた『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』『ウィッシュ』『ハンガー・ゲーム0』『サンクスギビング』は1月に鑑賞するか、配信を待つ事にしようと思います。そして、1月は大好きなシリーズ『エクスペンダブルズ』の最新作『エクスペンダブルズ ニュー・ブラッド』やDCEU最後の作品『アクアマン/失われた王国』豪華キャストが勢揃いした『哀れなるものたち』等、気になる作品が続々と公開されるので、可能な限り劇場にも足を運びたいと思います。

 

 

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