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鑑賞作品一覧
洋画
イン・ザ・トール・グラス-狂気の迷宮-
怨霊屋敷/シークレット・マツシタ
グリーンマイル
サスペリア(2018)
ジェラルドのゲーム
ショーシャンクの空に
ドラキュラ/デメテル号最期の航海
ハンニバル
ハンニバル・ライジング
羊たちの沈黙
ピラニア
レッド・ドラゴン
1922
※50音順に並べています
邦画・アジア映画
ビリーバーズ
※50音順に並べています
タップもしくはクリック出来るタイトルは個別で記事にまとめていますので、そちらの方もご覧頂けると幸いです。
(先月のまとめはコチラ)
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劇場鑑賞
4月は気になる作品が多かったものの、多忙だったため予定が合わずに劇場で映画を鑑賞出来ませんでした。中でも、シリーズ1作目から追い続けているモンスター・ヴァースの最新作『ゴジラ×コング 新たなる帝国』は公開を楽しみにしていた作品だったので、可能な限り5月に鑑賞したいと思います。
ハンニバル・レクター
4月はハンニバル・レクターのシリーズ4作を全て再鑑賞しました。シリーズ1作目の『羊たちの沈黙』は、何回見ても飽きないハラハラドキドキの心理戦と様々な考察が出来る曖昧さが魅力的で、ミステリーとホラーの良い部分を上手く両立していると感じましたが、演出として登場する虫がとにかく気持ち悪いので、苦手な方は注意が必要です。また、シリーズ2作目の『ハンニバル』は、1作目のその後を描いた内容でしたが、とにかく「ゲイリー・オールドマン」演じる犯人のインパクトが強烈で、しっかりホラー感のあるゴア描写も素晴らしかったです。ただ、クラリス役が「ジョディ・フォスター」から「ジュリアン・ムーア」に変更されているので、やはり違和感が強かったという印象でした。そして、シリーズ3作目の『レッド・ドラゴン』は、時系列的に『羊たちの沈黙』の前日譚であり、主人公がクラリスからウィルに変更されているため新鮮さがあり、ミステリー作品らしい犯人との駆け引きも良い緊張感を生み出していましたが、もう少しホラー感があっても良かったと感じました。ちなみに、シリーズ4作目の『ハンニバル・ライジング』は、時系列的に一番古い設定であり、ハンニバルの生い立ちや過去を掘り下げるスピンオフに近い作品だったため、過去3作でハンニバル役を見事に演じきった「アンソニー・ホプキンス」は登場しなかったものの、胸糞感とゴア描写が強めなので、完全にファン向けの内容だと感じました。
スティーヴン・キング
4月はホラーの帝王「スティーヴン・キング」の小説を映画化した作品を10作鑑賞しました。過去何回も鑑賞している『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』と続編の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は、ジュブナイル感たっぷりな世界観に「ペニー・ワイズ」の恐怖感がプラスされた本格派ホラーで、1作目の子供パートと2作目の大人パートをセットで見る事で、キングらしさを余す事なく堪能出来ると感じました。同じく、ジュブナイル感満載の『スタンド・バイ・ミー』や最恐ホラーと名高い『シャイニング』に加え、胸糞映画の代表作『ミスト』も何回見ても飽きないほど素晴らしい作品でした。また、Netflixでのみ配信されている『イン・ザ・トール・グラス-狂気の迷宮-』は、背の高い草むらに迷い込んでしまった2組の家族を描いた脱出ホラーでしたが、謎の巨大岩とループ展開を組み合わせる事で、一風変わった作品に仕上がっていました。同じく、Netflixでのみ配信されている『ジェラルドのゲーム』は、マンネリ化を改善するために手錠を使ったプレイを始めたら夫が突然死して、手錠に繋がれたままの妻が恐怖と絶望から恐ろしい幻覚を見始める監禁ホラーでしたが、狂気に満ちた展開とゴア描写が色んな意味で刺激的でしたし、土地の相続を巡って夫が妻を殺した事から悲劇が始まる『1922』も、ネズミを使ったゴア描写がとにかく気持ち悪く、因果応報とはいえ精神的にキツい鬱映画でした。他にも、ホラー映画ではないものの刑務所を舞台にした『グリーンマイル』は罪と罰をファンタジーにも似た不思議な力と共に描いていて、胸糞なのに泣けるという複雑な心境になる内容でしたし、同じ刑務所を舞台にしつつもリアルさに重点を置いた『ショーシャンクの空に』は、2人の囚人の友情を軸にしつつ想像の斜め上をいくラストがとにかく素晴らしく、どちらも見応えのある名作に相応しい内容でした。
ホラー映画
4月はホラー映画を17作鑑賞しました。POVホラー『怨霊屋敷/シークレット・マツシタ』は、実在する心霊スポットを舞台にする事でリアリティや臨場感はあったものの肝心のホラー演出にあまり怖さを感じず、設定や展開も既視感のある内容だったので、もう一工夫欲しかったです。また、劇場鑑賞が叶わなかった『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』は、ステレオタイプのドラキュラではなく、モンスターのような見た目だったので新鮮さがあり、海上という逃げ場のない設定は緊張感があったものの、ツッコミ所が多かったのが残念でした。同じく、水辺を舞台にした『ピラニア』も王道の展開のパニックホラーでしたが、ゴア描写も控えめで感情移入しにくい内容だったので、良くも悪くも想像通りという印象でした。逆に、有名なホラー『サスペリア』をリメイクした『サスペリア(2018)』は、現代風にアレンジしつつ「ダリオ・アルジェント」監督らしさを完全に排除した全く新しい形のオリジナルストーリーだったので、ラストも含めて別物として楽しむ事が出来ました。そして、有名な小説家「東野圭吾」の小説を映画化した『ある閉ざされた雪の山荘で』は、ミステリー要素をベースにしつつ俳優という人物設定と擬似クローズドサークルを舞台にする事で、独特な世界観を上手く表現していてラストの意外性も良かった反面、省略されている部分や曖昧な部分が多いせいで、肝心の動機や目的がボヤけてしまっていると感じました。他にも、カルト宗教をテーマにした『ビリーバーズ』は、前半部分こそ良い意味で狂っていたものの後半部分はピンク映画を手がけてきた「城定秀夫」監督らしさが際立つ生々しい濡れ場が大半なので、好みがハッキリ分かれるマニア向けの作品だと感じました。ちなみに、ホラー映画ではないですが、公開されてから気になっていた韓国映画『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は、様々な種類の車を使った本格的なカーアクションもさる事ながらドライバー1本で戦う肉弾戦を含めた近接戦闘も魅力的で『トランスポーター』シリーズの「ジェイソン・ステイサム」と『ドライヴ』の「ライアン・ゴズリング」を彷彿とさせるような作品でした。
まとめ
4月は映画のみ21作鑑賞しましたが、モンスター・ヴァースの最新作『ゴジラ×コング 新たなる帝国』や『オーメン:ザ・ファースト』『インフィニティ・プール』『キラー・ナマケモノ』といった魅力的なホラー映画が公開されたにも関わらず、1度も劇場で映画を鑑賞出来なかったので不満の残る1ヶ月でした。公開から上映回数も減っているため、可能な限り5月に鑑賞したいと思いますが、中でも『ゴジラ×コング 新たなる帝国』は大迫力の映像を大スクリーンで見たいので、最優先で鑑賞したいです。そして、5月は大人気シリーズ『猿の惑星』の最新作『猿の惑星/キングダム』や同じく大人気シリーズ『マッドマックス』の最新作『マッドマックス:フュリオサ』等、気になる作品が続々公開されるので、予定が合えば劇女にも足を運びたいと思います。
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