ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています

※本ページにはプロモーションが含まれています

映画『サスペリア』5つのポイント・無料配信・情報・見どころ・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

スポンサーリンク

 

無料動画配信サービス情報

『サスペリア』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

Amazon prime video 〇(定額見放題)
U-NEXT 〇(定額見放題)
Netflix ×
Hulu 〇(定額見放題)
ABEMA ×
Lemino 〇(定額見放題)
Video Market 〇(定額見放題)
Disney+ ×

注意点

本ページの情報は2024年1月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

Blu-ray・DVD・グッズ情報

『サスペリア』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

※リンクをタップもしくはクリックすると各ショッピングサイトの検索結果ページが表示されます。

 

ポイント1.基本情報

タイトル サスペリア
原題 Suspiria
監督 ダリオ・アルジェント
公開年 1977年
ジャンル ホラー,スリラー
視聴制限 R-15+(15歳未満は視聴禁止)
時間 99分(1時間39分)
制作 SEDA Spettacoli
配給 P.A.C

 

キャスト

俳優名 役名
ジェシカ・ハーパー スージー・バニヨン
アリダ・ヴァリ ミス・タナー
ステファニア・カッシーニ サラ
エヴァ・アクセン パット・ヒングル
ジョーン・ベネット マダム・ブランク
フラヴィオ・ブッチ ダニエル
ウド・キア フランク・マンデル

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.アルジェントファミリー

今作の監督を務めた「ダリオ・アルジェント」は、数々のホラー作品を手がけていますが、自身が監督を務める作品には父親の「サルヴァトーレ・アルジェント」や弟の「クラウディオ・アルジェント」が制作に携わっているのが特徴になります。また、今作の脚本は公私共にパートナーだった「ダリア・ニコロディ」と共同で書いたみたいです。ちなみに、今作のモチーフになっているのは「トマス・ド・クインシー」の小説『深き淵よりの嘆息』なので、興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。


深き淵よりの嘆息『阿片常用者の告白』続篇

 

ポイント3.魔女3部作

今作を含め、アルジェント監督が手がけた『インフェルノ』『サスペリア・テルザ 最後の魔女』の3作ですが、ストーリーや登場人物に関連はありません。ただ、一部の設定に共通点があるため魔女3部作と呼ばれるみたいなのですが、今作以前に制作された『サスペリア2』は、日本の配給元が勝手に付けた邦題のため全く関係ない点については注意が必要です。

 

ポイント4.見所

バレエ留学から始まる連続殺人

パットが遺した謎の暗号

名門バレエ学校の過去と秘密

夜に聞こえる不審な足音

呻き声と殺人犯の正体

 

ポイント5.小ネタ・裏話

今作は元々アメリカでの公開に合わせて英語のアフレコを入れる前提で撮影が行われたみたいで、セリフはほとんど録音されなかったらしいです。

また、スージー役を演じた「ジェシカ・ハーパー」は、他のキャストやスタッフがイタリア語やドイツ語で話すためコミュニケーションを取るのが難しかったみたいです。

他にも、アルジェント監督は元々12歳以下の少女達を設定として使うアイデアを出していたらしいのですが、子供を使った暴力的な内容は上映禁止になる可能性があったため、年齢設定を20歳に引き上げたみたいです。

ちなみに、劇中にはアルジェント監督のパートナーでもあるダリアがカメオ出演しているので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

 

こんな方にオススメ

グロテスクなホラー映画をお探しの方

謎解き要素が多めの映画をお探しの方

アーティスティックな映画をお探しの方

独特な雰囲気のある映画をお探しの方

強烈な刺激を求めている方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

スポンサーリンク

 

登場人物

スージー・バニヨン

バレリーナを目指す女子。名門バレエ学校の入学に先立ち、手続きをするため学園を訪れるが、中に入れてもらえずに立ち往生する中で、逃げるように飛び出してきたパットが謎の言葉を呟いたのを聞き、入学後に周囲で不可解な現象が次々と起き始める。

 

ミス・タナー

バレエ学校の講師の女性。体調不良を訴えるスージーを無理矢理踊らせた挙句倒れさせたり、ダニエルが連れている盲導犬がブランクの甥を噛んだ際には激しく罵る等、生徒や講師に対して厳しい態度を取っている。

 

サラ

バレエ学校の女子生徒。隣の部屋で暮らし始めたスージーと親しくなる中で、夜な夜な廊下から聞こえる足音が気になり、歩数と方向を突き止めたところ外に出ているわけではない事に気付くが、親しかったパットから渡されたメモが盗まれる事件が発生する。

 

パット・ヒングル

殺害されたバレエ学校の女子生徒。大雨の中、学校の前で佇むスージーに目もくれず「扉の陰にアイリスが3つ、青を回して」と呟きながら友人のアパートに逃げ込むが、得体の知れない何かに襲われて2人とも無惨な死体となって発見される。

 

あらすじ・ストーリー

ドイツの名門フライブルクバレエ学園に入学するため大雨の中、学校を訪れた「スージー・バニヨン」は慌てて出てきた「パット・ヒングル」を目撃し、謎の呟きを耳にする。その後、学校の扉を叩いて入学の件を伝えるスージーだったが、中に入れてもらえなかったため一旦街へ戻る事にする。一方、パットは友人のアパートへ逃げ込むが、怪物のような何かに襲われて2人とも惨殺されてしまう。翌朝、無事に入学出来たスージーは廊下で怪しく光るクリスタルを見た後、急に体調が悪くなって初日からレッスンを休みたいと「ミス・タナー」に伝えるが、無理矢理踊らされた末に倒れてしまう。応急処置を受けたスージーは血を補うためにワインを飲むよう言われ、毎回飲む度に急激な睡魔に襲われるようになる。更に、次々と不可解な現象や殺人が起き始める中、スージーは隣部屋の「サラ」からパットが死の直前に何か伝えようとしていた事と夜な夜な廊下を歩く足音が途中で消える事を聞かされる。しかし、サラも行方不明になり、タナーから突然荷物をまとめて出て行ったと聞かされたスージーは何があったのか気になり、サラの友人「フランク・マンデル」の元を訪れる事にする。果たして、スージーの周りで起きる不可解な現象の背景には何があるのか?恐ろしい学園の秘密と衝撃のラストはご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー

評価

ストーリー ☆☆☆★★
意外性 ☆☆☆★★
奥深さ ★★★★★
映像 ☆☆☆☆★
音楽 ☆☆☆★★

☆5つが満点

 

良かった点

奇抜な色使いと照明

不穏な空気感

独特なBGM

こだわりの演出

残念だった点

リアルさに欠ける手作り感

やや強引さが目立つ点

 

感想

インパクトの強い作品でした。

イタリアンホラーらしい強烈な映像が非常に印象的でしたが、建物やファッションに至るまでとにかく奇抜で、三原色を使った独特な照明を含め、視覚的な演出が良い意味で不気味さを増幅させていると感じました。延々と流れ続けるBGMも不快感があって良かったですし、良くも悪くもレトロさを堪能出来るホラー作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

 

スポンサーリンク