ヒャクブンノイチ

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映画『ブラック・フォン』5つのポイント・無料配信・情報・見どころ・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

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無料動画配信サービス情報

『ブラック・フォン』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

Amazon prime video 〇(定額見放題)
U-NEXT △(レンタル)
Netflix ×
Hulu △(レンタル)
ABEMA ×
Lemino ×
Video Market △(レンタル)
Disney+ ×

注意点

本ページの情報は2024年1月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

Blu-ray・DVD・グッズ情報

『ブラック・フォン』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

※リンクをタップもしくはクリックすると各ショッピングサイトの検索結果ページが表示されます。

 

ポイント1.基本情報

タイトル ブラック・フォン
原題 The Black Phone
監督 スコット・デリクソン
公開年 2021年
ジャンル ホラー,スリラー
視聴制限 PG-12(12歳以下は保護者の監督が必要)
時間 107分(1時間47分)
制作 ブラムハウス・プロダクションズ 他
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

 

キャスト

俳優名 役名
メイソン・テムズ フィニー・ブレイク
マデリーン・マックグロウ グウェンドリン・ブレイク(グウェン)
イーサン・ホーク グラバー
ミゲル・カサレス・モーラ ロビン・アレラーノ
ジェームズ・ランソン マックス
E・ロジャー・ミッチェル ライト刑事
ジェレミー・デイヴィス テレンス・ブレイク

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.小説を映画化

今作はホラーの帝王「スティーヴン・キング」の息子「ジョー・ヒル」のデビュー作『20世紀の幽霊たち』の中に収録されている短編小説『ブラック・フォン』を映画化した作品になります。ただ、登場人物の名前や設定、展開等に違いがあり、今作オリジナルの部分が多めになっているので、違いを楽しむという意味でも興味のある方はぜひ原作の方もご覧になってみて下さい。

 

ポイント3.スコット・デリクソン

今作の監督を務めた「スコット・デリクソン」は『地球が静止する日』や『ドクター・ストレンジ』といった作品を手がける一方で『エミリー・ローズ』『フッテージ』『NY心霊捜査官』等、ホラー映画を数多く手がけています。また、グラバー役を演じた「イーサン・ホーク」とは『フッテージ』以来、2度目のタッグになりますが、デリクソン監督は一緒に仕事をしてきた中で1番好きな俳優だと言うほど惚れ込んでいるみたいです。ちなみに、劇中にはデリクソン監督のセルフオマージュを含む様々なホラー作品のオマージュが散りばめられているので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

 

ポイント4.見所

相次ぐ失踪事件と被害者の行方

恐怖の監禁生活

黒電話から聞こえる脱出のヒント

フィニーの成長

夢で繋がる兄妹の絆

 

ポイント5.小ネタ・裏話

デリクソン監督と制作を務めた「ジェイソン・ブラム」は、イーサンにフィニーとグウェンの父親役を演じて欲しかったみたいなのですが、脚本を送った際に今まで演じた事がない悪役のグラバーを演じたいと熱望されたため変更し、結果的に本人の意思を尊重して良かったとインタビューの中で話していたらしいです。

また、デリクソン監督が脚本をブラムに送った際、反対にディスプレイケースに入った黒電話が送られてきたみたいです。

他にも、劇中でグラバーが身に付けているリングやブレスレットはイーサンの私物らしいです。

ちなみに、劇中でフィニーが黒電話で会話するシーンは、実際に「メイソン・テムズ」が他のキャストと電話で話している状態で撮影が行われたみたいです。

 

こんな方にオススメ

ハラハラドキドキできる映画をお探しの方

怖さが控えめなホラー映画をお探しの方

熱い絆を感じる映画をお探しの方

勇気がもらえる映画をお探しの方

不屈の精神を身に付けたい方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

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登場人物

フィニー・ブレイク

悲惨な生活を送る少年。家でも学校でも暴力を受ける中で、マスクを付けた不気味なグラバーに連れ去られて地下室に監禁されるが、断線した黒電話から聞こえる声に驚きつつも脱出のヒントを貰ったため試してみる事にする。

 

グウェンドリン・ブレイク(グウェン)

フィニーの妹。予知夢を見る能力を持っていて、ロビンが行方不明になった後、行方を探して欲しいと頼んでいたフィニーも行方不明になってしまったため、力を発揮しようと必死に祈りながら手に入れた情報をパズルのピースのように繋いでいく。

 

グラバー

フィニーの学校で噂になっている不気味なマスクをつけた誘拐犯の男性。黒いバンに乗って1人で歩いている少年に近付き、黒い風船を見せて油断させた隙に拉致するという手口でフィニーも誘拐するが、地下室に監禁するだけで要求も無く、目的は一切不明。

 

ロビン・アレラーノ

フィニーの数少ない友人。ケンカが強い不良少年だが、トイレでイジメられていたフィニーを助ける等、心優しい一面もある。勉強をフィニーに教えてもらっていて、また今度と約束をしたまま行方不明になる。

 

あらすじ・ストーリー

酒癖が悪く、暴力的な父親の「テレンス・ブレイク」と妹の「グウェンドリン・ブレイク(グウェン)」と3人で暮らす「フィニー・ブレイク」は、学校で噂になっている誘拐犯の「グラバー」に恐怖を感じていた。ある日、親しくしていた友人の「ロビン・アレラーノ」が行方不明になり、ショックを受けたフィニーはグウェンに予知夢で居場所を見つけて欲しいとお願いする。その後、警察もグウェンの能力に注目するが、予知夢を見る事が出来なかったため犯人の目星もつかず、今度はフィニーがマスクを付けた不気味な男グラバーに誘拐されてしまう。そして、地下室に監禁されたフィニーは解放してくれる気配がないと悟り、自力で脱出する方法を模索する中で、断線しているにも関わらず何度も鳴る黒電話に出てみる事にする。しかし、自分の名前を呼ばれた気がしたフィニーは怖くなってすぐに切ってしまうが、4度目の電話で切るなと言われ、返事をした事で会話が始まる。名前を忘れたという電話の相手が以前野球の試合で対戦した少年だと気付いたフィニーは、床のタイルが欠けている場所を掘れと言われ、グラバーに気付かれないように少しずつ掘り進めながら脱出を目指す。一方、グウェンも予知夢を見るたびに少しずつヒントを得て、助けを求めるフィニーを必死に探そうと試みる。果たして、フィニーの運命はどうなってしまうのか?ハラハラドキドキの展開と紡がれた絆の力はご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー

評価

ストーリー ☆☆☆★★
意外性 ☆☆☆★★
奥深さ ★★★★★
映像 ☆☆☆★★
音楽 ☆☆☆★★

☆5つが満点

 

良かった点

イーサン・ホークのサイコ感

不気味さを煽るマスク

黒電話の音と斬新な使い方

他作品のオマージュ

残念だった点

曖昧さが残る点

簡素な人物設定

ツッコミ所が多い点

 

感想

ソフトなホラー作品でした。

黒電話をただの恐怖演出として使うのではなく、ストーリーにしっかり絡ませていて、ありきたりな監禁ホラーとは違った面白さがあると感じました。ただ、スリルはあるものの少し現実離れしすぎているため好みは分かれるかもしれませんが、テンポの良さとジュブナイル感のお陰で怖いのが苦手な方でも楽しめる作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

 

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