ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています

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映画『2023年1月のまとめ』鑑賞作品一覧・感想

 

 

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鑑賞作品一覧

洋画

アオラレ

アンブレイカブル

ウィジャ・シャーク/霊界サメ大戦

エスケイプ・ゲーム

エスケープ・ルーム(2019)

エスケープ・ルーム2:決勝戦

グッド・ネイバー

ザ・メニュー

スプリット

地下に潜む怪人

ナイト・ハウス

ノースマン 導かれし復讐者

ミスター・ガラス

LAMB/ラム

レフト -恐怖物件-

※50音順に並べています

 

邦画・アジア映画

RRR

悪魔は見ていた

ドアロック

返校 言葉が消えた日

※50音順に並べています

 

タップもしくはクリック出来るタイトルは個別で記事にまとめていますので、そちらの方もご覧頂けると幸いです。

(先月のまとめはコチラ)

 

劇場鑑賞

1月は『ノースマン 導かれし復讐者』『RRR』の2作を劇場で鑑賞しました。『ノースマン 導かれし復讐者』は監督が「ロバート・エガース」という事で鑑賞しましたが、以前鑑賞した『ウィッチ』同様に鬱蒼とした重苦しい雰囲気が非常に印象的でした。ただ、ハムレットについての知識があればもっと楽しめたと思いますが、胸糞感満載の血生臭い復讐劇を豪華キャストの熱演と共に描いているので、それだけでも一見の価値があると感じました。そして、人生初のインド映画『RRR』は、ナートゥを中心とした音楽とダンスが非常に注目されていますが、アクション、ラブロマンス、ロードムービー、コメディ等々、多彩なジャンルの要素をギュッと詰め込んだ完成度の高いストーリーも負けないくらい魅力的でした。また、3時間オーバーという長尺を全く感じさせない展開と大迫力の映像だけでなく、インドの歴史も学べるので、見終えた後の満足感と余韻が半端ないほど見応えがあると感じました。とにかく劇場で見ないともったいないと断言出来るほど『RRR』は究極のエンタメ作品なので、迷っている方はぜひ足を運んでみて下さい。

 

脱出映画

1月は様々なシチュエーションの脱出を描いた作品を10作鑑賞しました。脱出というとスリルが魅力的ですが、中でも『スプリット』は犯人を多重人格者という設定にした監禁ホラーなので、ありきたりな作品とは違った怖さがあり、特に「ジェームズ・マカヴォイ」の演技が素晴らしかったです。また、命懸けの脱出ゲームを描いた『エスケープ・ルーム(2019)』『エスケープ・ルーム2:決勝戦』はシリーズ作品ならではの繋がりや続編感を楽しめましたし、韓国ホラーの『悪魔は見ていた』や脱出要素はほとんど無いものの『ドアロック』も韓国社会の闇を存分に堪能出来ました。他にも、台湾ホラーの『返校 言葉が消えた日』は、ゲーム版の内容や雰囲気を上手く実写化していて、再現度の高さと歴史の闇を感じました。そして、劇場鑑賞が叶わなかったため鑑賞出来る日を心待ちにしていた『ザ・メニュー』は、サービス業界全体に対する風刺を高級レストランのシェフと客に例えて表現しつつ、極限状態に追い込まれた人間の狂気を大胆に描いたインパクトの強めの作品でした。

 

シャマラン3部作

独特な世界観とストーリーが魅力的な「M・ナイト・シャマラン」監督が手がけた『アンブレイカブル』『スプリット』『ミスター・ガラス』のシリーズ3作を1月に鑑賞しましたが、マーベルやDCに登場するような超人が現実にいるか否かを巡る異質なヒーロー作品でした。異なるテイストの『アンブレイカブル』と『スプリット』を『ミスター・ガラス』でクロスオーバーさせているのですが、メインとなる人物の視点を作品毎に変える事で心理的な部分を深掘りしていて、SFやファンタジーには無いリアルさが最大の魅力だと感じました。ただ、良くも悪くもシャマラン監督らしさが際立っているので、好みは分かれるかもしれませんが、ヴィランとヒーローの誕生や関係性について興味のある方は楽しめると思います。

 

ホラー映画

1月はホラー映画を13作鑑賞しました。12月にホラー映画をあまり鑑賞していなかったので比率は多めになりましたが、脱出要素のある映画以外では禁断の奇跡を描いた北欧ホラー『LAMB/ラム』が印象的でした。羊人間という個性的でインパクトの強い設定を使っているのはもちろんですが、宗教的な要素も強めなので理解力と解釈が試される内容でした。ちなみに、日本でも社会問題になっているあおり運転をストレス社会の弊害として描いた『アオラレ』は、ホラーではないものの誰にでも起こる可能性があるという点でリアルな怖さがありました。

 

まとめ

1月は映画のみ19作鑑賞しましたが、ホラーやスリラー作品が多めだったものの様々なジャンルを網羅した『RRR』を大スクリーンで鑑賞出来たため非常に満足度の高い1ヶ月になりました。ただ、1月はアントマンが登場するMCU作品を復習出来なかったので、2月に鑑賞して公開を心待ちにしていた『アントマン&ワスプ:クアントマニア』に備えたいと思います。そして、2月は非常に期待度の高い『バビロン』も公開されるので、可能な限り劇場にも足を運びつつ、新たな魅力に気付かされたインド映画も鑑賞出来たらと思います。

 

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