ヒャクブンノイチ

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映画『N号棟』5つのポイント・無料配信・情報・見どころ・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

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無料動画配信サービス情報

『N号棟』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

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注意点

本ページの情報は2024年4月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

Blu-ray・DVD・グッズ情報

『N号棟』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

※リンクをタップもしくはクリックすると各ショッピングサイトの検索結果ページが表示されます。

 

ポイント1.基本情報

タイトル N号棟
監督 後藤庸介
公開年 2022年
ジャンル ホラー,ミステリー
視聴制限 PG-12(12歳以下は保護者の監督が必要)
時間 103分(1時間43分)
制作 MinyMixCreati部
配給 SDP
主題歌 DUSTCELL「INSIDE」

 

キャスト

俳優名 役名
萩原みのり 新田史織
倉悠貴 啓太
山谷花純 真帆
筒井真理子 浅野加奈子
赤間麻里子 三谷
諏訪太朗 柳井

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.実話モチーフ

今作は2000年に岐阜県の富加町で起きた幽霊団地騒動を基に制作された作品になります。ただ、ポルターガイスト現象は劇中でも描かれているもののストーリー自体は今作オリジナルになりますが、興味のある方はぜひ今作と併せてチェックしてみて下さい。

 

ポイント3.廃墟で撮影

今作の舞台は団地なのですが、実際に公務員宿舎として過去に使われていた茨城県つくば市にある廃墟で撮影が行われたみたいです。また、廃墟での撮影だったため電気も通っていなかったらしく、周囲が暗くなると懐中電灯を使わないと移動も出来なかったみたいです。

 

ポイント4.見所

荒れ果てた不気味な団地

幽霊団地に隠された秘密と実態

多発する怪奇現象と住人の自殺

仮住まいから始まる歪な関係

生と死に対する考え方

 

ポイント5.小ネタ・裏話

今作の撮影で家具は美術スタッフが用意したみたいなのですが、壁のシミや一部の物は元々残っていたらしいので、ご覧になる際にはぜひストーリーと併せて注目してみて下さい。

また、史織役を演じた「萩原みのり」は役作りのために死恐怖症(タナトフォビア)の実体験を綴ったブログを読んだり、カルト集団の教祖が行っていたスピーチを聞いたりしたみたいで、撮影前にも関わらず本当に頭がおかしくなってきたとインタビューの中で話していたらしいです。

他にも、監督を務めた「後藤庸介」はリアルさを出すためにCG等は使わずにアナログな方法での撮影にこだわったみたいで、今までに見た事のない映画を作りたいという想いがあったらしいです。

ちなみに、鑑賞した大勢の方が言及している『ミッドサマー』のような演出について、後藤監督自身も影響を受けたとインタビューの中で話していたみたいです。

 

こんな方にオススメ

オカルト要素のあるホラー映画をお探しの方

一風変わったホラー映画をお探しの方

不穏な空気感のある映画をお探しの方

闇の深い映画をお探しの方

強烈な刺激を求めている方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

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登場人物

新田史織

死恐怖症を抱える女子大学生。死への恐怖から逃れるために周囲に明るく振る舞ったり、元恋人の啓太と関係を持ち続けていて、映像サークルのロケハンで幽霊団地と噂される廃墟へ行くと聞いたため付いて行く事にするが、怪しい住人や怪奇現象に遭遇してしまう。

 

啓太

史織の元恋人で映像サークルに所属する男子大学生。真帆と交際しているにも関わらず史織とも秘密裏に関係を持ち続けている。史織にサークルの卒業制作で幽霊団地へロケハンに行くと話したため真帆と3人で行く事になるが、カルトのような住人と怪奇現象のせいで洗脳され始めてしまう。

 

真帆

啓太の恋人で映像サークルに所属する女子大学生。啓太と2人だけで幽霊団地へロケハンに行く予定だったが、史織も付いてきた事に不満を感じる中で、怪奇現象に遭遇した後に目の前で住人が自殺するのを見たため精神的に不安定になり、様子がおかしくなっていく。

 

浅野加奈子

幽霊団地に住む女性。他の住人達をまとめるリーダーのような存在で、史織が入居希望と言ったため自分達は幽霊と一緒に暮らしていると話すが、真っ向から否定されたため死者や死後の世界について説明しつつ怪奇現象を見せる事で理解してもらおうとする。

 

あらすじ・ストーリー

死恐怖症(タナトフォビア)を抱える「新田史織」は、死の恐怖から逃れようと無理に明るく振る舞いながらも元恋人の「啓太」とも肉体関係を持ち続けていた。ある日、脳死状態の母親の延命治療をするかどうか決断を迫られる史織は、啓太から映像サークルの卒業制作で岐阜県にある幽霊団地と噂される廃墟に行くと聞き、一緒に付いて行く事にする。そこで、場所を調べる事にした史織は、団地の衛生写真をネットで見てみる事にするが、中庭のような場所に人が大勢写っているのを見て不気味に感じたものの、啓太と恋人の「真帆」の3人で現地へ向かう事になる。そして、無人だと思って廃墟へ足を踏み入れた3人だったが、住人らしき男性「柳井」と遭遇し、追い返されそうになったため、史織は入居希望者だと嘘をついて潜入に成功する。その後、柳井の案内で団地の中を見て回りながら他の住人とも顔を合わせた3人は、歓迎会に招かれて一泊する事に決めるが、夜になって怪奇現象に遭遇してしまう。更に、住人達のリーダーでもある「浅野加奈子」と面会した3人は、幽霊と一緒に暮らしていると聞かされ、再び怪奇現象が起きる中で住人の「三谷」が飛び降り自殺するのを目撃してしまう。しかし、その様子を必死に撮影しようとした史織とは裏腹にショックを受けていた真帆は激怒し、啓太と関係を持ち続けているのを知っていると罵倒した上で、同じ部屋で寝る事を拒否する。翌朝、住人から食事に誘われた史織と啓太は、真帆が住人達の輪の中に入って親しくなっているのを見て、一連の騒動は浅野の仕組んだトリックか何かだと考え、全てを暴こうと決意する。果たして、史織は幽霊団地の実態を暴いて無事に生還する事が出来るのか?衝撃の展開と考察しがいのあるラストはご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー

評価

ストーリー ☆☆★★★
意外性 ☆☆☆☆★
奥深さ ☆★★★★
映像 ☆☆☆★★
音楽 ☆☆★★★

☆5つが満点

 

良かった点

不気味さを煽る演出

薄汚れた団地の外観

掴みどころのない曖昧さ

残念だった点

強引さが目立つ点

怖さが控えめな点

 

感想

異質なホラー作品でした。

実話をモチーフにしながらも生と死をテーマに独自の観点で描いていて、得体の知れない不気味さやリアルな廃墟の雰囲気がダイレクトに伝わると感じました。ただ、ストーリー性があまり無いため鑑賞者に全てを委ねている点については好みが分かれると思いますが、良い意味で気持ち悪さが恐怖感に勝る作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

 

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