ヒャクブンノイチ

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映画『殺人鬼から逃げる夜』5つのポイント・無料配信・情報・見どころ・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

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無料動画配信サービス情報

『殺人鬼から逃げる夜』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

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注意点

本ページの情報は2024年4月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

BD・DVD・グッズ情報

『殺人鬼から逃げる夜』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

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ポイント1.基本情報

タイトル 殺人鬼から逃げる夜
原題 미드나이트
監督 クォン・オスン
公開年 2021年
ジャンル ホラー,スリラー
視聴制限 PG-12(12歳以下は保護者の監督が必要)
時間 104分(1時間44分)
制作 Peppermint & Company 他
配給 CJエンタテインメント

 

キャスト

俳優名 役名
チン・ギジュ ギョンミ
ウィ・ハジュン ドシク
パク・フン ジョンタク
キム・へユン ソジュン
キル・へヨン ギョンミの母

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.初監督作品

今作は「クォン・オスン」が初めて長編映画の監督を務めた作品になります。元々クォン監督は大学を卒業後に映画業界へ飛び込んだみたいなのですが、監督になるまで10年かかったらしいです。

 

ポイント3.日常の光景

脚本も手がけているクォン監督は、手話で会話する2人をカフェで見かけた事から今作のアイデアが浮かんだみたいです。また、クォン監督はストーリー自体をあえて一夜の出来事にする事にこだわったらしく、朝の新聞を見た時のような感覚を生々しく伝えたいという意図があったみたいです。

 

ポイント4.見所

音のない世界の逃亡劇

恐怖の連続殺人鬼

届かないギョンミの悲痛な叫び

ドシクの巧みな話術

堂々巡りの終わらないチェイス

 

ポイント5.小ネタ・裏話

ギョンミ役を演じた「チン・ギジュ」は役作りのために2ヶ月間手話を学ぶため学校に通ったみたいなのですが、相手の手を見るのではなく目線を合わせるのに苦労したらしいです。

また、ドシク役を演じた「ウィ・ハジュン」は初めて殺人鬼を演じる事に抵抗は無かったみたいで、役作りのために『シャイニング』や『チェイサー』等を参考にしながら自分なりに役柄の背景を想像して理解するように心がけたらしいです。

他にも、今作の撮影はほとんど夜に行われたため撮影許可が下りなかったりした事もあったみたいなのですが、走るシーンが非常に多く、スタッフやキャスト同士で鎮痛スプレーを振り合いながらハードな撮影に挑んだらしいです。

ちなみに、クォン監督は今作の制作にあたって聴覚障害者が音や危険を察知するための道具を参考にしながら光を使って視覚化するように心がけたみたいです。

 

こんな方にオススメ

ハラハラドキドキできる映画をお探しの方

極上のスリルが味わえる映画をお探しの方

独特な緊張感のある映画をお探しの方

ゾクゾクするような恐怖感を堪能したい方

不屈の精神を身に付けたい方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

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登場人物

ギョンミ

聴覚障害を持つ女性。コールセンターの手話担当として働きながら同じ聴覚障害のある母親と暮らしていて、2人で済州島へ旅行に行こうと計画する中で偶然通りかかったドシクに命を狙われ、一晩中追い回される事になる。

 

ドシク

連続殺人鬼の男性。通りかかった人を無作為に襲うサイコパスで、一度狙った相手を殺すまで追いかけ続けるが、警察や目撃者に対して変装を使って好青年のように振る舞い、状況に応じて被害者のフリをしながら言葉巧みに人を騙して欺く。

 

ジョンタク

警備会社で働く男性。お見合いパーティに出かけた妹のソジュンが帰宅途中で音信不通になったため心配して警察を訪れるが、偶然居合わせたギョンミから血を流して倒れていたと聞く中で、ドシクが犯人だと知るも逃げられてしまう。

 

あらすじ・ストーリー

ある日、手話を使いながらコールセンターで働く「ギョンミ」は嫌な重役との接待に参加し、終わった後に車で母親を迎えに行く。その後、ギョンミは車を停めるため地下の駐車場へ向かうが、近くで先に降ろした母親を連続殺人鬼の「ドシク」が見つけてしまう。ギョンミの母親に近寄るドシクだったが、兄の「ジョンタク」と電話しながら歩いて帰る「ソジュン」を見て、気分が変わったためターゲットを変更する。同じ頃、何も知らないギョンミはスマホを車内に忘れたまま母親の元へ向かう中、路地から白いヒールが転がって来るのを目にする。助けてという声が聞こえないギョンミは恐る恐る路地へ入り、血を流したソジュンが倒れていたため助けを呼んでくると必死に伝えるが、一連の様子を見ていたドシクに背後から襲われてしまう。何とかソジュンの体当たりでドシクが怯んだ隙に逃げ出したギョンミは、母親を巻き込まないように地下の駐車場へ戻り、自分の車の中に逃げ込む事に成功する。しかし、ドシクが車内に乗り込んできたため必死に抵抗したギョンミは再び隙を突いて逃げ出し、母親と合流した後で近くにあった非常警報のスイッチを押して命拾いする。一方、ドシクは変装用の帽子やメガネを外して服を着替え、別人のフリをしながらギョンミと母親に近付き、妹を探していると言って2人を上手く騙す事に成功する。そこへ、警報を聞きつけた警察官が駆け付けて3人とも交番へ行く事になり、調書の作成を利用してドシクは巧みな話術でギョンミの住所を知るが、ジョンタクが現れたため事態は一変する。果たして、ギョンミと母親、ソジュンの運命はどうなってしまうのか?ハラハラドキドキの展開と迫り来るドシクの恐怖はご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー

評価

ストーリー ☆☆☆★★
意外性 ☆☆★★★
奥深さ ★★★★★
映像 ☆☆☆★★
音楽 ☆☆☆☆★

☆5つが満点

 

良かった点

キャストの熱演

サイレントを使った演出

こだわりのチェイス

残念だった点

やや意外性に欠ける点

薄い人物設定

抑揚感が無い点

 

感想

スリル満点の作品でした。

耳が聞こえない事による危険予知の難しさや意思疎通の難しさから生まれる勘違いを巧みに使う事で、計り知れない恐怖感を表現していると感じました。ただ、人物設定が簡素な事に加えて捕まる逃げるのチェイスが延々と続くため、もう少し別の展開や他の要素があった方が良かったような気はしましたが、音のない世界の恐怖を体感出来る作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

 

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