映画『ウィリーズ・ワンダーランド』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

タイトル	ウィリーズ・ワンダーランド
原題	Willy's Wonderland
監督	ケヴィン・ルイス
公開年	2021年
ジャンル	ホラー,アクション
視聴制限	R-15+(15歳未満は視聴禁止)
時間	88分(1時間28分)
制作	Saturn Films 他
配給	Screen Media Films

キャスト

俳優名	役名
ニコラス・ケイジ	管理人
エミリー・トスタ	リブ
リック・ライツ	テックス・マカドゥー
ベス・グラント	ルンド
クリス・ワーナー	ジェド・ラブ
グラント・クレイマー	ジェリー・ロバート・ウィリス

主なキャストのみを抜粋しています

ポイント2.ニコラス・ケイジ

今作は過去何作も主演映画で制作や監督を務めてきた「ニコラス・ケイジ」が主演と制作を務めた作品になります。また、今作はニコラスにとって映画初出演作品の『初体験/リッチモンド・ハイ』以来のセリフ無し作品でもあるので、ご覧になる際にはぜひ言葉を使わない独特な表現にも注目してみて下さい。

ポイント3.短編映画とFNAF

今作は、短編映画『Wally's Wonderland』から着想を得た作品ですが、他にも大人気ホラーゲーム『Five Nights at Freddy's』をモチーフにしているみたいです。通称FNAFと呼ばれてシリーズ化されているゲームですが、夜間警備をしながら襲ってくるアニマトロニクスを撃退して生き延びる内容の物から、マップを自由に行き来しながら施設からの脱出を目出す『Five Nights at Freddy's security breach』まで様々な作品が発売されているので、ぜひ今作と併せてプレイしてみて下さい。

Five Nights at Freddy’s Security Breach

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ポイント4.見所

恐怖のアニマトロニクス

ワンダーランドの過去

不穏な空気に包まれた街

管理人の奇妙なルーティーン

寡黙なニコケイ無双

ポイント5.小ネタ・裏話

今作の音楽を担当した「Émoi」ですが、劇中で流れるバースデイソングを歌っているだけでなく、イタチをモチーフにしたアニマトロニクスのウィリーの声も担当しています。

また、ニコラスが爬虫類好きという事で、一部のアニマトロニクスを脚本から変更したみたいです。

こんな方にオススメ

激しい戦闘アクション映画をお探しの方

グロテスクなホラー映画をお探しの方

一風変わったホラー映画をお探しの方

ツッコミ所の多い映画をお探しの方

正義感の強い方

1つでも当てはまる方はぜひ!

登場人物

管理人

本名も素性も謎の男性。車の修理代を肩代わりしてもらう条件で廃墟となったウィリーズ・ワンダーランドの清掃を請け負い、次々と襲ってくる凶悪なアニマトロニクスを返り討ちにする。

リブ

素行の悪い少女。友人達と共にウィリーズ・ワンダーランドを破壊しようと考えるが、施設内でアニマトロニクスに襲われていた所、管理人に助けられる。

テックス・マカドゥー

ウィリーズ・ワンダーランドのオーナーの男性。施設を再オープンさせるため、車の修理代と引き換えに謎の男を管理人兼清掃係として雇う。

ルンド

ヘイズビルで保安官として働く女性。両親を亡くしたリブを引き取って我が子のように育ててきたが、素行が悪いため手を焼いている。

ジェド・ラブ

ヘイズビルで自動車の整備工場を営む男性。立ち往生していた謎の男の車を牽引し、修理代を含めて現金1,000ドルを要求する。

あらすじ・ストーリー

車のタイヤがパンクする事故が起き、乗っていた寡黙な男は偶然通りかかった「ジェド・ラブ」に牽引と修理を依頼する。男はクレジットで代金を支払おうとするが、現金のみと言われてATMも故障していたため支払いに困ってしまう。そこで、男は廃墟となったウィリーズ・ワンダーランドのオーナー「テックス・マカドゥー」から提案を受け、代金の代わりに施設の清掃をする一晩だけの管理人になる契約を交わす。出入り口を鍵で封鎖されながらも黙々と廃墟の清掃をする管理人は、炭酸飲料を飲んで休憩する中で、突然マスコットキャラクターをモチーフにしたアニマトロニクスに襲われる。しかし、管理人は難なくアニマトロニクスを返り討ちにし、その後も清掃と休憩を続ける。一方、ウィリーズ・ワンダーランドで大勢の犠牲者が出ている事を知る「リブ」は、友人達と共に破壊しようと計画していたが、トラブルが起きて全員施設内に閉じ込められてしまう。果たして、管理人とリブ達は生きてウィリーズ・ワンダーランドから脱出する事が出来るのか？管理人vsアニマトロニクスの激しい戦いとニコケイの怪演はご自身の目でご確認下さい！

レビュー・感想

評価

ストーリー	☆★★★★
意外性	☆☆★★★
奥深さ	★★★★★
映像	☆☆☆☆★
音楽	☆☆☆★★

☆5つが満点

良かった点

不気味な廃墟の雰囲気

爽快感のあるアクション

80年代の演出

残念だった点

取って付けたような雑な設定

アニマトロニクスの出待ち感

バックグラウンドの薄さ

中途半端なドラマ性

感想

シュール過ぎる作品でした。

一言も喋らないニコラス・ケイジが凶暴なアニマトロニクスを返り討ちにしつつ、掃除をして炭酸飲料を飲んでピンボールで遊ぶという完全にファン向けの内容だと感じました。また、ツッコミ所の多さと尖り過ぎたB級感のお陰でマニアックさが際立っていると思いましたが、爽快感のある肉弾戦を堪能出来る作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています