映画『悪魔は見ていた』5つのポイント・無料配信・情報・見どころ・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

タイトル	悪魔は見ていた
原題	왓칭
監督	キム・ソンギ
公開年	2019年
ジャンル	ホラー,スリラー
視聴制限	R-15+(15歳未満は視聴禁止)
時間	97分(1時間37分)
制作	WOOSUNG ENTERTAINMENT 他
配給	アルバトロス

キャスト

俳優名	役名
カン・イェウォン	ヨンウ
イ・ハクジュ	ジュノ
チュ・ソクテ	チェ室長
イム・ジヒョン	ミニ

ポイント2.リメイク作品

今作は2007年に公開された『P2 DVD』のリメイク作品になります。主な内容は大体同じですが、細かな部分に違いがあり、特にネタバレ部分は大きく異なるので、気になる方はぜひ今作と併せてチェックしてみて下さい。

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ポイント3.初監督作品

今作はドラマや映画で俳優として活動している「キム・ソンギ」が初めて長編映画の監督を務めた作品になります。

ポイント4.見所

クリスマスの悲劇

歪んだ愛と監禁

ジュノの目的

ヨンウの執念

韓国社会の闇

ポイント5.小ネタ・裏話

今作の重要な要素でもある監視カメラ(CCTV)ですが、韓国では防犯意識の高さから街中の至る所に設置されていて、住人からの要望も多いみたいなのですが、実際に性犯罪は減っていないらしいです。

こんな方にオススメ

極上のスリルが味わえる映画をお探しの方

独特な緊張感のある映画をお探しの方

闇の深い映画をお探しの方

強烈な刺激を求めている方

不屈の精神を身に付けたい方

1つでも当てはまる方はぜひ!

登場人物

ヨンウ

会社員のシングルマザー。クリスマスイブに1人で残業し、娘の待つ自宅へ帰るため車に乗ろうとしたが、感電して意識を失った後、一方的に想いを寄せるジュノに監禁されてしまう。

ジュノ

ヨンウの勤務先で警備員として働く男性。ヨンウに対して歪んだ恋愛感情を抱いていて、クリスマスイブに監禁計画を立てて実行に移すが、想いに応えてくれない事に腹を立てて行動がエスカレートしていく。

チェ室長

ヨンウの上司。仕事を押し付けたり、酔った勢いで関係を迫ったりヨンウに対してハラスメントを平気で行っていたが、ジュノの怒りを買ったため監禁計画のサプライズとして拘束され、命を落とす事になる。

ミニ

ヨンウの部下。仕事に対してやる気が無い上に勤務態度も悪く、度々注意するヨンウを疎ましく思っていたが、チェ室長同様にジュノの怒りを買ったため監禁計画に巻き込まれて命を狙われる事になる。

あらすじ・ストーリー

シングルマザーの「ヨンウ」は、残業中に酔ったチェ室長に襲われそうになったため必死に抵抗して駐車場まで逃げ、警備員の「ジュノ」に監視カメラの映像を見たいと言って栄養ドリンクを差し入れた事で喜ばれる。翌日はクリスマスイブだったためヨンウは娘のためにウサギのケーキを予約後に出社し、エレベーターで鉢合わせしたチェ室長に昨夜の件について謝罪を求めるが、謝る気はないと強気な態度を示される。結局、その日も残業となったヨンウだったが、先に帰るよう促した部下の「ミニ」が何者かによって拉致された事に気付かず駐車場へ向かってしまう。そして、車に電線が垂れている事にも気付かなかったヨンウは、ドアを開けようとした瞬間に感電して意識を失ってしまう。目が覚めたヨンウは、なぜか赤いドレスに着替えさせられていて、車のエンジンもかからなくなっていた。そこへジュノが来て服が濡れていたため着替えさせたと言われ、レッカー車を手配してもらったヨンウは待つ間に事務所でディナーを一緒に食べようと誘われる。しかし、ジュノが予め2人分の料理や娘のために予約したケーキと同じ物を用意していた事に不気味さを感じたヨンウはタクシーで帰ろうとするが、扉は鍵がかかっていて駐車場の出入り口もシャッターで封鎖されていたため閉じ込められてしまう。更に、事務所で紛失していたリップや自分が使用したティッシュを見つけたヨンウは一気にゾッとして逃げ出そうとするが、戻ってきたジュノに手錠をかけられてしまう。果たして、ヨンウは監禁状態から逃げ出す事が出来るのか？狂気に満ちたジュノの言動と衝撃の事実はご自身の目でご確認下さい！

レビュー

評価

ストーリー	☆☆☆★★
意外性	☆☆☆☆★
奥深さ	★★★★★
映像	☆☆☆★★
音楽	☆☆★★★

☆5つが満点

良かった点

イ・ハクジュのサイコな演技

意外性のある展開

適度なグロさ

残念だった点

チェイスを多用し過ぎな点

慣れてくる緊張感

感想

胸糞で怖い作品でした。

勤務先という身近なシチュエーションを使う事でリアルさを出しつつ意外性を上手く組み合わせる事で、ゾッとする気持ち悪さを強調していると感じました。ただ、人物設定があまり活かされていない事に加え、露骨な煽りやしつこさが目立つのは残念でしたが、韓国社会の闇の深さも同時に体感出来る作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。