ヒャクブンノイチ

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映画『竜とそばかすの姫』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

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無料動画配信サービス情報

『竜とそばかすの姫』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

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U-NEXT △(レンタル)
Netflix ×
Hulu 〇(定額見放題)
ABEMA ×
Lemino △(レンタル)
Video Market △(レンタル)
Disney+ ×

注意点

本ページの情報は2023年2月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

BD・DVD・グッズ情報

『竜とそばかすの姫』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

※リンクをタップもしくはクリックすると各ショッピングサイトの検索結果ページが表示されます。

 

ポイント1.基本情報

タイトル 竜とそばかすの姫
監督 細田守
公開年 2021年
ジャンル ヒューマンドラマ,アドベンチャー
視聴制限 なし
時間 121分(2時間01分)
制作 スタジオ地図
配給 東宝
主題歌 millennium parade × Bell「U」

 

キャスト

声優名 役名
中村佳穂 内藤鈴(すず)
ベル
成田凌 久武忍(しのぶくん)
幾田りら 別役弘香(ヒロちゃん)
染谷将太 千頭慎次郎(カミシン)
玉城ティナ 渡辺瑠果(ルカちゃん)
佐藤健
森川智之 ジャスティン
HANA(Hana Hope) 天使
役所広司 すずの父

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.美女と野獣

今作はディズニーをはじめ、映画やドラマ、バレエ、舞台等、様々な形で作品化されている『美女と野獣』をモチーフにして「細田守」監督が現代風にアレンジした作品になります。元々、ディズニーアニメが好きだった細田監督ですが、インターネットの世界で美女と野獣を描いた場合、どのようなラブロマンスになるのかという発想が今作を制作するキッカケになったみたいです。また、細田監督は過去にインターネットをテーマにした『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』や『サマーウォーズ』を手がけてきましたが、10年毎にインターネットが大きく変化しているのではないかという考えがあったため、メタバースを今作の舞台にしたらしいです。

 

ポイント3.豪華制作陣とキャスト

今作の制作には国内外を問わず様々な分野で活動するクリエイター達が集結したみたいです。ディズニーやピクサー作品を手がけた「ジン・キム」に加え『ファイナルファンタジーXV』等のシリーズでアートディレクターを務めた「上国料勇」といった映像のプロだけでなく、建築家、デザイナー、ファッション業界に携わるスタイリスト、フラワークリエイターが制作に参加しています。また、すずとベルを演じながら主題歌を含む劇中歌を担当したのはアーティストの「中村佳穂」ですが、劇中に登場する合唱隊のメンバーには「森山良子」「清水ミチコ」「坂本冬美」「岩崎良美」といった歌のプロがキャスティングされています。

 

ポイント4.見所

メタバースに響くベルの歌声

すずの過去と閉ざされた心

暴走する竜の正体

ネットで繋がる現実世界

美女と野獣のオマージュ

 

ポイント5.小ネタ・裏話

今作のアニメーションは現実世界を手描きにして、メタバースの世界はCGで描いているみたいで、コンセプトに合わせた描き分けを徹底しているらしいので、ご覧になる際にはぜひそれぞれの違いにも注目してみて下さい。

また、すず役を演じた中村とヒロちゃん役を演じた「幾田りら」は、声優初挑戦だったため収録が進むにつれて上達していったみたいなのですが、細田監督は一通り収録し終えた後に最初から全てやり直しをするよう指示を出すほど一切妥協しなかったらしいです。

他にも、今作の主な舞台は高知県ですが、劇中に登場する場所や建造物は県内に実在しているみたいなので、旅行や観光で訪れた際にはぜひ足を運んでみて下さい。

ちなみに、細田監督が執筆した小説版『竜とそばかすの姫』では、省略されたシーンや設定が細かく描かれているので、気になる方はぜひ今作と併せてご覧になってみて下さい。

 

こんな方にオススメ

ハラハラドキドキできる映画をお探しの方

アーティスティックな映画をお探しの方

勇気がもらえる映画をお探しの方

闇の深い映画をお探しの方

自分にあまり自信のない方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

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登場人物・キャラクター

内藤鈴(すず)

高知県に住む地味な女子高生。ヒロちゃんに誘われて始めた仮想空間Uの世界でベルとして絶大な人気を誇る歌姫となる中で、ユーザーから嫌われている竜に出会った事でトラブルに巻き込まれていく。

 

久武忍(しのぶくん)

すずの幼馴染で想いを寄せる男子高校生。女子から人気があるため、すずの事を何かと気にかけているのを勘違いされて炎上するキッカケを作ってしまう。

 

別役弘香(ヒロちゃん)

すずの親友の女子高生。ネットに詳しく、冴えないすずをUの世界に誘い、ベルとして人気が出たためプロデュースを始めると同時にトラブルが発生した際には力を貸してくれる心強い存在。

 

千頭慎次郎(カミシン)

すずの同級生の男子高校生。カヌー部に所属していてインターハイ出場を目指して日々練習に励んでいるが、女子と話す事に慣れていないため度々勘違いする。

 

渡辺瑠果(ルカちゃん)

すずの同級生で女子高生。美人で人当たりもよく、学校の人気者。想いを寄せる相手と仲の良いすずに恋愛相談をする中で親しくなる。

 

Uの世界で暴れ回る竜の姿をした謎のアバター。道場破りを危険視する自警集団ジャスティスから追われる中で、ベルと出会って心を通わせていくが、現実世界の正体を暴くため潜んでいた城に火を放たれる。

 

ジャスティン

Uの世界で自警団ジャスティスのリーダーを務めるアバター。複数の企業とスポンサー契約を結んでいるため権力があり、危険視する竜を追っているが、捕らえられずにいる。

 

天使

Uの世界で竜をヒーロー視するアバター。クリオネのような姿をしていて、竜が潜んでいる城にベルを案内する。

 

あらすじ・ストーリー

母親を水難事故で亡くしてから大好きだった歌が歌えなくなった「内藤鈴(すず)」は、父親ともほとんど口を聞かず、心を閉ざしたまま日常を送っていた。ある日、友人の「別役弘香(ヒロちゃん)」に誘われて全世界50億人が利用するUと呼ばれるメタバースに参加したすずは、ベルというアバターとなった事で自然と歌えるようになる。その後、すずの歌声は反響を呼んで歌姫ベルとして注目を浴びるようになり、大規模なライブが開かれる事になる。しかし、ライブ直前に突然「竜」と呼ばれるアバターが現れ、自警団ジャスティスと激しく争ったため中止を余儀なくされる。更に、怒ったベルのファンが竜のユーザー探しを始め、疑いをかけられた人達が次々と晒される中、ジャスティスのリーダー「ジャスティン」は、竜の正体を強制的に暴くアンベイルを実行すると警告を出す。一方、すずは竜の事が気になり、潜んでいる城を探し出して言葉を交わす中で互いに距離を縮めていく。その後、竜の城がジャスティン達によって襲撃される事件が発生し、すずはヒロちゃんと協力して竜を捜索する中で、あるライブ配信の映像に目が止まる。果たして、竜の正体は一体何者なのか?衝撃の事実とクリエイター魂を感じる圧巻の映像美はご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー・感想

評価

ストーリー ☆☆☆★★
意外性 ☆☆★★★
奥深さ ☆☆☆★★
映像 ☆☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆★

☆5つが満点

 

良かった点

色鮮やかな仮想空間

独特なビジュアルと世界観

こだわりの演出

自由度を活かした設定

残念だった点

強引さが目立つ点

曖昧さが残る点

詰め込み過ぎに感じる点

 

感想

非常に惜しい作品でした。

様々な社会問題をメタバースとリアルの世界で表現したストーリーやアニメならではの演出に加え、謎解き要素もあるので、内容的には見応えがあると感じました。ただ、強引に着地させたラストを含め、メッセージ性がケンカしているせいでボヤけてしまっているのが残念でしたが、人間の持つ心の美しさと醜さがダイレクトに伝わる作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

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