ヒャクブンノイチ

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映画『セブン』5つのポイント・無料配信・情報・見どころ・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

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無料動画配信サービス情報

『セブン』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

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注意点

本ページの情報は2024年4月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

Blu-ray・DVD・グッズ情報

『セブン』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

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ポイント1.基本情報

タイトル セブン
原題 Seven
監督 デヴィッド・フィンチャー
公開年 1995年
ジャンル ミステリー,クライム
視聴制限 R-15+(15歳未満は視聴禁止)
時間 127分(2時間07分)
制作 ニュー・ライン・シネマ 他
配給 ニュー・ライン・シネマ
主題歌 デヴィッド・ボウイ「ハーツ・フィルシー・レッスン」

 

キャスト

俳優名 役名
ブラッド・ピット デビッド・ミルズ
モーガン・フリーマン ウィリアム・サマセット
グウィネス・パルトロー トレイシー・ミルズ
ケヴィン・スペイシー ジョン・ドゥ
R・リー・アーメイ 警部

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.七つの大罪

今作はキリスト教における「七つの大罪」に見立てた連続殺人事件を描いた作品になります。また、今作では「傲慢(PRIDE)」「強欲(GREED)」「嫉妬(ENVY)」「憤怒(WRATH)」「色欲(LUST)」「暴食(GLUTTONY)」「怠惰(SLOTH)」の7つをモチーフにしていますが、4世紀から時代の変化と共に言葉が少しずつ変更されていて、2008年には新たな七つの大罪が発表されたみたいです。ちなみに、七つの大罪は様々な映画やドラマ、アニメやゲーム等、様々な作品にも設定として使われているので、興味のある方はぜひ今作と併せてご覧になってみて下さい。

 

ポイント3.制作への想い

今作の監督を務めた「デヴィッド・フィンチャー」は、初監督作品『エイリアン3』がトラブル続きで酷評だった事が原因で約1年半の間、今作の脚本を含めて一切読まなかったみたいです。ただ、改めて今作の脚本を読む中で魅力的に感じたため監督を引き受ける事にしたらしいです。また、フィンチャー監督は、ストーリーに合った世界観を表現するために特に映像にこだわったみたいで、雨や都会の喧騒を使って不快感や憂鬱感を表現したらしいです。他にも、脚本を手がけた「アンドリュー・ケビン・ウォーカー」は、自身がニューヨーク生活を送る中で感じた事や、古典の『失楽園』『神曲』等を参考に脚本を書き上げたみたいなので、興味のある方はぜひ今作と併せてご覧になってみて下さい。

 

ポイント4.見所

残忍で計画的な連続殺人事件

犯人の手がかり

老若コンビの奔走

新生活に揺れるミルズ夫妻

サマセットの過去と持論

 

ポイント5.小ネタ・裏話

今作の配給会社「ニュー・ライン・シネマ」の幹部は、ラストがあまりにも残酷だったため別のシナリオを提案したみたいなのですが、フィンチャー監督と脚本を務めたウォーカーが猛反対したため脚本通りの内容になったらしいです。

また、ミルズ役を演じた「ブラッド・ピット」は、犯人を追いかけるシーンの撮影中に自分でスタントに挑んだため腕を骨折する怪我を負ったみたいです。

他にも、今作の撮影には大量の血糊と本物のゴキブリが使用されたらしいです。

ちなみに、キャスティングの際、ミルズ役として「デンゼル・ワシントン」や「シルヴェスター・スタローン」にもオファーが出され、サマセット役には「アル・パチーノ」にオファーが出されたみたいなのですが、それぞれ別々の理由で断ったにも関わらず、後に全員が間違った選択をしたと後悔していたらしいです。

 

こんな方にオススメ

不快感の残る映画をお探しの方

闇の深い映画をお探しの方

独特な雰囲気のある映画をお探しの方

強烈な刺激を求めている方

正義感の強い方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

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登場人物

デビッド・ミルズ

新米刑事の男性。活躍の場を求めてトレイシーと共に大都会へ異動し、着任して息つく暇もなく退職を目前に控えたサマセットと共に七つの大罪に見立てた猟奇的殺人事件を追う事になる。

 

ウィリアム・サマセット

ベテラン刑事の男性。定年退職まで1週間を迎える中で猟奇的殺人事件が起きて最初は断ろうとしたが、署長の命で血気盛んな後任のミルズと共に捜査する事になり、親しくなったトレイシーからも悩みを相談される。

 

トレイシー・ミルズ

デビッドの妻。デビッドの異動に伴って大都会での生活を始めるが、事件の捜査に意欲を燃やす夫を応援したいと思う反面、治安の悪さに対する不安や妊娠を打ち明けられずにいる。

 

あらすじ・ストーリー

雨が降り続く大都会で猟奇的殺人事件が発生し、現場へ駆けつけた「デビッド・ミルズ」と「ウィリアム・サマセット」は、食べ物に顔を埋めた死体を目にする。定年退職まであと1週間のサマセットは事件の内容から連続する可能性があると指摘し、捜査を辞退しようとするが、署長の命で担当する事になる。その後、監視官からプラスチックの破片を受け取ったサマセットは再び現場へ戻り、冷蔵庫の裏から「GLUTTONY」と書かれた文字とメモを発見する。同じ頃、ミルズも新たな殺人事件が起きたため現場へ向かい、被害者の血で床に「GREED」と書かれているのを目にする。2つの事件から犯人が七つの大罪に見立てた殺人を犯そうとしている事に気付いたサマセットは、あと5件起きると予想し、文献を読むようミルズにアドバイスの手紙を残す。そんな中、サマセットはミルズ家の夕食に招待されて妻の「トレイシー・ミルズ」とも打ち解け、夜通し2人で証拠写真を見返す中で新たな手がかりを見つける。その後、2件目の事件現場に飾られていた絵の裏に「HELP ME」と書かれているのを発見した2人は、指紋から元囚人の「ヴィクター」という男が犯人ではないかと考える。しかし、ヴィクターも死体となって発見され、今度は「SLOTH」という文字が書かれていたため捜査は振り出しに戻ってしまう。果たして、ミルズとサマセットは殺人事件を解決し、犯人を逮捕する事が出来るのか?凄惨さを極めた事件現場と想像を絶する衝撃のラストはご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー

評価

ストーリー ☆☆☆☆★
意外性 ☆☆☆☆☆
奥深さ ☆☆☆★★
映像 ☆☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆★

☆5つが満点

 

良かった点

キャストの熱演と感情表現

先の読めない展開

憂鬱感を煽る演出と薄汚れた世界観

視聴制限に適したゴア描写

対比を使った人物設定

残念だった点

精神的にキツい点

 

感想

極悪な胸糞作品でした。

ミステリー作品らしい王道のストーリーにホラー映画に匹敵するほどのゴア描写と薄汚れた世界観が組み合わさる事で、不快感が半端ないと感じました。何より、追い討ちをかけるように精神を削ってくる胸糞なラストはトラウマ級の破壊力がありましたし、良くも悪くも余韻の残る作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

 

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