ヒャクブンノイチ

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映画『返校 言葉が消えた日』5つのポイント・無料配信・情報・見どころ・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

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無料動画配信サービス情報

『返校 言葉が消えた日』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

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Hulu 〇(定額見放題)
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Video Market △(レンタル)
Disney+ ×

注意点

本ページの情報は2024年2月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

Blu-ray・DVD・グッズ情報

『返校 言葉が消えた日』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

※リンクをタップもしくはクリックすると各ショッピングサイトの検索結果ページが表示されます。

 

ポイント1.基本情報

タイトル 返校 言葉が消えた日
原題 返校 Detention
監督 ジョン・スー
公開年 2019年
ジャンル ホラー,ミステリー
視聴制限 R-15+(15歳未満は視聴禁止)
時間 103分(1時間43分)
制作 影一製作所 他
配給 ツイン

 

キャスト

俳優名 役名
ワン・ジン ファン・レイシン(方芮欣)
ツォン・ジンファ ウェイ・ジョンティン(魏仲廷)
フー・モンボー チャン・ミンホイ(張明暉)
チョイ・シーファン イン・ツイハン(殷翠涵)
チュウ・ホンジャン バイ教官

 

ポイント2.ゲームを映画化

今作は台湾のホラーゲーム『返校 -Detention-』を映画化した作品になります。主な内容はほとんど同じですが、細かな部分に違いがあるので、興味のある方はぜひゲームの方もプレイしてみて下さい。

 

ポイント3.暗黒時代

ゲーム版と同様に今作は1960年代の台湾が舞台となっています。当時の台湾では戒厳令が宣布されていたため市民は様々な事を禁止され、自由を抑圧されていたいたみたいです。また、市民同士が互いに監視し合って密告するよう強制されていて、個人的な恨みや私利私欲のための通報も多かったらしく、劇中でも描かれている禁書と呼ばれる本を読んだだけでも罪になったみたいです。

 

ポイント4.見所

戒厳令による悲劇の連鎖

次々に起こる怪奇現象

恐怖の軍服クリーチャー

ファンの過去と抱える闇

密告者の正体

 

ポイント5.小ネタ・裏話

今作はゲームを原作にした初めての台湾映画になったみたいです。

また、原作の30年後を描いたドラマ『返校』がNetflixで配信されていて、小説版『返校 影集小説』も発売されているので、ぜひ今作と併せてご覧になってみて下さい。

 

こんな方にオススメ

謎解き要素が多めの映画をお探しの方

メッセージ性の強い映画をお探しの方

闇の深い映画をお探しの方

ゾクゾクするような恐怖感を堪能したい方

世界の歴史に興味のある方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

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登場人物

ファン・レイシン(方芮欣)

物静かな女子高生。誰もいない教室で目が覚めて、講堂で首を吊った女子学生を目撃するが、大雨で帰宅困難になる中で、学校に取り残されたウェイと共に得体の知れない怪物に追い回される事になる。

 

ウェイ・ジョンティン(魏仲廷)

秘密読書会のメンバーの男子高校生。チャン先生や友人達と禁書を密かに読みながら生活を送る中で、ファンと2人だけ学校に取り残されてしまい、怪奇現象と怪物の恐怖から逃げ惑う事になる。

 

チャン・ミンホイ(張明暉)

美術教師で読書会の主催者でもある男性。イン先生と共に極秘で禁書を読む会を開きながら参加するウェイ達に自由と個人の権利について教えを説く中で、何者かの密告によって集会がバレてしまう。

 

イン・ツイハン(殷翠涵)

音楽教師の女性。チャン先生と共に極秘で禁書を生徒達に読ませつつ、管理人に賄賂を渡して口止めしていたが、何者かの密告によって集会がバレたため逃亡を図る。

 

あらすじ・ストーリー

嵐が吹き荒れる中、教室で目が覚めた「ファン・レイシン」は、怪奇現象に襲われながら講堂に逃げ込んだが、首を吊った女子学生と拍手をする生徒を目撃する。その後、再び教室で目を覚ましたファンは、ウェイ以外誰もいなかったため2人で帰る事にするが、増水の影響で道が寸断されて帰宅出来なくなってしまう。教室に戻った2人は電話が鳴る音を耳にし、受話器から雑音と共にチャン先生の声が聞こえ、ここから出て行けと言われる。不思議に思った2人は職員室へ向かうが、今度は秘密組織が見つかったため学校を封鎖するという張り紙が壁一面に貼られているのを目撃する。秘密読書会の参加者だったウェイは集会が行われていた倉庫の鍵を借りるため管理室へ向かうが、顔か半無い管理人に追い回される事になる。更に、別の怪物まで現れ、必死に逃げる2人だったが、秘密読書会を主催していたのは「チャン・ミンホイ」だとウェイはから聞いたファンは忘れていた過去を思い出す。そして、読書会が開かれていた場所へ向かった2人は教師のイン・ツイハン」と他の参加者を目にするが、ファンは密告者と言われてしまったため、違うと否定してその場から走って逃亡する。果たして、ファンとウェイは生きて学校から脱出して帰宅する事が出来るのか?現在と過去、現実と夢が複雑に絡み合う展開と衝撃の事実はご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー

評価

ストーリー ☆☆☆☆★
意外性 ☆☆☆★★
奥深さ ☆☆☆★★
映像 ☆☆☆☆★
音楽 ☆☆☆★★

☆5つが満点

 

良かった点

恐怖感を煽るホラー演出

廃墟感漂う校舎の雰囲気

適度な緊張感とゴア描写

残念だった点

複雑な時系列

クリーチャーの登場が少ない点

 

感想

精神的にキツい作品でした。

アジアホラー特有の薄暗さやジメジメした雰囲気に胸糞要素が組み合わさる事で不快感がとにかく半端なく、精神が瞬く間に削られていくと感じました。ゲーム版よりもドラマ性を重視する事で人物像や細かい心理描写がより鮮明になっているのも良かったですし、恐怖感を味わいながら歴史も学べる作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

 

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