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映画『ザリガニの鳴くところ』5つのポイント・無料配信・情報・見どころ・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

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無料動画配信サービス情報

『ザリガニの鳴くところ』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

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Hulu △(レンタル)
ABEMA ×
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Video Market △(レンタル)
Disney+ ×

注意点

本ページの情報は2024年4月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

Blu-ray・DVD・グッズ情報

『ザリガニの鳴くところ』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

※リンクをタップもしくはクリックすると各ショッピングサイトの検索結果ページが表示されます。

 

ポイント1.基本情報

タイトル ザリガニの鳴くところ
原題 Where the Crawdads Sing
監督 オリヴィア・ニューマン
公開年 2022年
ジャンル ミステリー,ヒューマンドラマ,ラブロマンス
視聴制限 なし
時間 126分(2時間06分)
制作 コロンビア・ピクチャーズ 他
配給 ソニー・ピクチャーズ
主題歌 テイラー・スウィフト「Carolina」

 

キャスト

俳優名 役名
デイジー・エドガー=ジョーンズ キャサリン・クラーク(カイア)
テイラー・ジョン・スミス テイト・ウォーカー
ハリス・ディキンソン チェイス・アンドリュース
デヴィッド・ストラザーン トム・ミルトン
スターリング・メイサー・Jr ジャンピン
マイケル・ハイアット メイベル
ギャレット・ディラハント ジャクソン・クラーク
アーナ・オライリー ジュリアンヌ・クラーク

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.小説を映画化

今作は「ディーリア・オーウェンズ」の小説『ザリガニの鳴くところ(Where the Crawdads Sing)』を基に制作された作品になります。ストーリーはほぼ同じですが、省略されている部分も多く、原作の方がより人物像等が細かく描かれているので、興味のある方はぜひ今作と併せてご覧になってみて下さい。

 

ポイント3.デイジー・エドガー=ジョーンズ

カイア役として主演を務めた「デイジー・エドガー=ジョーンズ」ですが、元々ドラマの出演経験が豊富で、監督を務めた「オリヴィア・ニューマン」も演技力に惚れ込んでオーディションへの参加を依頼したみたいです。また、デイジーはZOOMを使ったオーディションでも素晴らしい演技を見せたため、ニューマン監督を含めて満場一致でカイア役に抜擢されたらしく、ボートの操縦やダイビングもほぼスタントなしで自ら演じたみたいです。

 

ポイント4.見所

チェイスの死を巡る裁判

カイアの生い立ち

愛と裏切りと幸福と絶望

カイアに下される判決

ミルトンの華麗な弁論

 

ポイント5.小ネタ・裏話

デイジーはイギリス出身のため役作りの一環としてアメリカ南部のアクセントや方言をトレーナーの指示で身に付けたみたいです。

また、テイト役を演じた「テイラー・ジョン・スミス」はチェイス役のオーディションを受けたらしいのですが、雰囲気と役柄が合わなかったため役を変更した上でキャスティングされたみたいです。

他にも、カイアの住む湿地の家は今作のために国立公園内にセットとして建設されたらしいのですが、ボートで移動しなければ辿り着けない場所も多く、浅瀬での撮影が出来ないシーンや潮の満ち引きに影響されるシーンの撮影は苦労したみたいです。

ちなみに、今作の主題歌「Carolina」を歌う「テイラー・スウィフト」は、デイジーが出演している事と「リース・ウィザースプーン」が制作を手がけていると知り、今作のために曲を作ったらしいです。

 

こんな方にオススメ

心に響く映画をお探しの方

余韻の残る映画をお探しの方

人を見た目や印象で判断しやすい方

トラウマを克服したい方

不屈の精神を身に付けたい方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

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登場人物

キャサリン・クラーク(カイア)

湿地に住む少女。町の住人から湿地の女と呼ばれ、好奇の目に晒される中で交際していたチェイスが死体となって発見される事件が発生し、ニット帽の赤い糸を証拠に逮捕された挙句、裁判にかけられる事になる。

 

テイト・ウォーカー

カイアの元恋人の青年。幼い頃からカイアの兄と親しく、月日が流れて再会したカイアに読み書きを教えながら交際を始めるが、大学への進学を機に町を離れ、1ヶ月後に戻るという約束を守らずに音信不通となる。

 

チェイス・アンドリュース

湿地の近くに住む青年。裕福な家庭に生まれて町でも人気者だが、湿地の女と呼ばれるカイアに好奇心から声をかけて交際を始めるが、次第に本性を表す中で別れを告げられ、死体となって発見される。

 

トム・ミルトン

元弁護士の男性。年齢を理由に引退した矢先、偶然立ち寄ったバーでカイアが逮捕された事件を知り、弁護をする事を決意し、人間性を知るために生い立ちを聞き、犯人ではないと確信する。

 

あらすじ・ストーリー

湿地帯にある櫓の下で「チェイス・アンドリュース」が死体となって発見される事件が発生し、現場には足跡も指紋も無かった事から転落事故の可能性もあったが、恋人だった「キャサリン・クラーク(カイア)」が犯人ではないかという噂が広まる。その後、警察がカイアの自宅を調べた所、チェイスの服に付着していた赤い糸と同じ素材のニット帽が見つかったため容疑者として逮捕され、裁判にかけられる事になる。同じ頃、バーでカイアが逮捕されたと聞いた「トム・ミルトン」は弁護をする事に決め、留置所に足を運んで現在に至るまでの生い立ちを訊ねる事にする。かつて家族で湿地に住んでいたカイアだったが、幼い頃に暴力的な父親から逃れるために母親や兄姉が家を出て行き、最後には父親も行方をくらませたため孤児になり、貝を「ジャンピン」に買い取ってもらう事で生き抜いてきた。月日が流れ、青年となった「テイト・ウォーカー」と再会したカイアは、読み書きを教えてもらう中で恋に落ちて交際を始める。しかし、大学へ進学するテイトが町を離れ、戻ると誓った約束も守らなかったため、両親や兄姉に捨てられたトラウマを持つカイアは絶望感に苛まれる。そんな中、町で人気者のチェイスに声をかけられたカイアは、警戒しつつも心に抱える孤独を打ち明けられた事で親近感を覚え、交際を重ねる中で結婚しようとプロポーズされる。その後、大学を卒業したテイトが地元で働くために帰郷するが、裏切られたと感じるカイアは拒絶する一方で、本性を表し始めたチェイスに別れを告げるも、執拗に付き纏われるようになる。果たして、チェイスの死を巡る裁判はどのような結末を迎えるのか?大自然には無い人間の善悪を問う展開と衝撃の事実はご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー

評価

ストーリー ☆☆☆☆☆
意外性 ☆☆☆☆★
奥深さ ☆☆☆☆☆
映像 ☆☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆★★

☆5つが満点

 

良かった点

デイジーの熱演

細かい心理描写

巧みな伏線と演出

ドラマ性のある展開

動物を使った比喩

残念だった点

やや急ぎ足に感じる点

 

感想

心に突き刺さる作品でした。

少女が殺人を犯したか否かを問うシンプルな法廷モノではあるものの、人間ドラマがメインになるため堅苦しさもなく、喜怒哀楽を全て詰め込んだ胸糞展開のお陰で没入感が半端ないと感じました。大自然の美しい風景と人間の汚い部分を対比として使いながら善悪について問う表現も奥行きがあって良かったですし、最後の最後まで心を鷲掴みにして離さない魅力のある作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

 

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