映画『アンダー・ザ・シルバーレイク』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

タイトル	アンダー・ザ・シルバーレイク
原題	Under the Silver Lake
監督	デヴィッド・ロバート・ミッチェル
公開年	2018年
ジャンル	ミステリー,スリラー
視聴制限	R-15+(15歳未満は視聴禁止)
時間	139分(2時間19分)
制作	A24 他
配給	A24

キャスト

俳優名	役名
アンドリュー・ガーフィールド	サム
ライリー・キーオ	サラ
トファー・グレイス	サムの友達
ゾーシャ・マメット	トロイ
キャリー・ヘルナンデス	ミリセント・セヴェンス
パトリック・フィスクラー	コミック・マン
グレイス・ヴァン・パタン	バルーン・ガール
ジミ・シンプソン	アレン

主なキャストのみを抜粋しています

ポイント2.個性派タッグ

今作は『へレディタリー/継承』や『ミッドサマー』『レディ・バード』等、ジャンルレス且つ独特で個性的な作品を手がける「A24」と『アメリカン・スリープオーバー』『イット・フォローズ』を手がけた「デヴィッド・ロバート・ミッチェル」がタッグを組んだ作品になります。どちらも非常に個性派の作品ばかりなので、ぜひ今作と併せて他の作品もご覧になってみて下さい。

ポイント3.シルバーレイク

今作の舞台となるシルバーレイクですが、アメリカのロサンゼルスに実在する地区で、名前の通り貯水池がそのまま地名の由来になっています。また、カフェやレストランだけでなく雑貨やファッション等のオシャレなショップも多く、アーティスティックな雰囲気のある街なので、ロサンゼルスに行かれた際にはぜひ足を運んでみて下さい。

ポイント4.見所

謎が謎を呼ぶ展開

サラの行方と怪しい記号

陰謀論の真偽

恐怖のフクロウのキス

他作品のオマージュ

ポイント5.小ネタ・裏話

今作の企画は、監督を務めたロバートと妻が日常の中で何気なく感じた疑問から始まったみたいです。

また、劇中には『めまい』や『裏窓』を含めスリラーの神様と称される「アルフレッド・ヒッチコック」のオマージュが散りばめられているので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

他にも、ロバートは日本のゲーム企業「任天堂」が好きらしく、劇中にも『ゼルダの伝説』や『スーパーマリオブラザーズ』のキャラクターを登場させています。

こんな方にオススメ

謎解き要素が多めの映画をお探しの方

独特な雰囲気のある映画をお探しの方

闇の深い映画をお探しの方

強烈な刺激を求めている方

都市伝説や陰謀論に興味のある方

1つでも当てはまる方はぜひ!

登場人物

サム

陰謀論や暗号に興味がある男性。サラの行方を追う中で何か陰謀があるのではないかと考え始め、真相を究明するため奔走する。

サラ

謎の多い女性。サムと親しくなり、会う約束をした翌日に行方不明になる。

あらすじ・ストーリー

冴えない生活を送る「サム」は、ある日近所に住む「サラ」に声をかけて意気投合し、翌日に会う約束をする。しかし、翌日になってサラは突然引っ越ししたと大家から聞き、不審に感じたサムは部屋へ忍び込み、紙袋と謎の記号を発見する。すると、1人の女性が紙袋を持って行ったため、後を追いかけたサムは「イエスとドラキュラの花嫁たち」というバンドのライブ会場に辿り着く。女性から話を聞くため声をかけたサムだったが、逃げられてしまい、帰宅後に富豪の死のニュース映像を見てサラの被っていた帽子が映っているのを目にする。そこで、何かの陰謀があると考えたサムは、以前から読んでいた「アンダー・ザ・シルバーレイク」の著者と会う事にし、サラの部屋に残されていた記号に意味がある事、事件の裏にカルト集団「フクロウのキス」が関係している事を聞かされる。更に、友人からイエスとドラキュラの花嫁たちの曲の中にメッセージが隠されていると聞いたサムは、独自で調査を始める。果たして、サムは追い求める答えに辿り着く事が出来るのか？衝撃の事実と意味深なラストはご自身の目でご確認下さい！

レビュー・感想

評価

ストーリー	☆☆★★★
意外性	☆☆☆☆☆
奥深さ	☆★★★★
映像	☆☆☆☆★
音楽	☆☆★★★

☆5つが満点

良かった点

細かい伏線とオマージュ

ファッショナブルな映像

残念だった点

メッセージ性が分かりにくい点

露出度が極めて高い点

感想

難解過ぎる作品でした。

情報量が多い上に、謎解き要素が非常に複雑なので、掴みどころがないと感じました。ただ、二転三転するストーリーは先が読めないという点で興味がそそられましたし、良い意味で不気味な作品になっているので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています