映画『エクストロ』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

タイトル	エクストロ
原題	Xtro
監督	ハリー・ブロムリー・ダヴェンポート
公開年	1982年
ジャンル	SF,ホラー
視聴制限	R-15+(15歳未満は視聴禁止)
時間	85分(1時間25分)
制作	ニュー・ライン・シネマ
配給	ニュー・ライン・シネマ

キャスト

俳優名	役名
フィリップ・セイヤー	サム・フィリップス
バーニス・ステガーズ	レイチェル・フィリップス
サイモン・ナッシュ	トニー・フィリップス
ダニー・ブレイン	ジョー・ダニエルズ
マリアム・ダボ	アナリス・メルシエ

主なキャストのみを抜粋しています

ポイント2.謎の生物

今作は地球外生命体をモチーフにした作品ですが、劇中ではエイリアン等の固有名詞が使われていないのが特徴になります。また、設定も曖昧で抽象的な表現が多めではありますが、マニアの間ではカルト的人気を誇る作品でもあります。

ポイント3.癌との闘い

サム役を演じた「フィリップ・セイヤー」は、癌を患っていましたが、症状と闘いながら今作の撮影に挑んだみたいです。また、今作以降も様々な作品に出演し、1989年に亡くなりましたが、フィリップに一度も会った事が無かったQueenのギタリスト「ブライアン・メイ」は追悼の意を込めて「ジャスト・ワン・ライフ」を作曲したらしいです。ちなみに、楽曲は『バック・トゥ・ザ・ライト〜光に向かって〜』の中に収録されているので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

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ポイント4.見所

サムの失踪と帰還

フィリップス家を襲う悲劇

謎の生物の目的と計画

謎の力を与えられたトニー

揺れるレイチェルの想い

ポイント5.小ネタ・裏話

監督を務めた「ハリー・ブロムリー・ダヴェンポート」は、元々別のラストシーンを考えていたみたいなのですが、2度の編集を経て最終的に今作のラストに決定したらしいです。

こんな方にオススメ

グロテスクなホラー映画をお探しの方

B級ホラー映画をお探しの方

ツッコミ所の多い映画をお探しの方

地球外生命体に興味のある方

強烈な刺激を求めている方

1つでも当てはまる方はぜひ!

登場人物

サム・フィリップス

フィリップス家の父親。山荘に家族で出かけた際に突然行方不明になるが、3年後に容姿はそのままで別の生物に生まれ変わって再び家族の前に現れる。

レイチェル・フィリップス

サムの妻。ジョーと共に暮らし始める中でトニーの新しい父親になって欲しいと考えていたが、失踪していたサムが再び現れた事で気持ちが揺らぎ始める。

トニー・フィリップス

サムとレイチェルの息子。サムが帰ってきて大喜びしていたが、人間では無い別の生物になってしまった事を知り、困惑する中で超常的な力を与えられる。

ジョー・ダニエルズ

レイチェルの恋人の男性。トニーとの関係がギクシャクしている中で、突然帰ってきたサムが当たり前のように居座っているためレイチェルに不満を漏らす。

アナリス・メルシエ

フィリップス家で働く家政婦の女性。レイチェルの良き相談相手でもあるが、留守を見計らって内緒で恋人を連れ込んでいる。

あらすじ・ストーリー

家族3人で山荘へ出かけたフィリップス家だったが、妻の「レイチェル・フィリップス」が留守の間に夫の「サム・フィリップス」が突然失踪する現象が起きる。サムと一緒にいた息子の「トニー・フィリップス」は、謎の光に連れ去られたと証言したが、レイチェルを含めて誰も信じようとしなかった。サムの失踪から3年が経ち、レイチェルは恋人の「ジョー・ダニエルズ」を迎え入れ、トニーと家政婦の「アナリス・メルシエ」と共に新たな生活を始めていた。ある日、トニーを学校へ迎えに行ったレイチェルだったが、既に父親と帰ったと言われ、行方を探す中でサムと再会する。突然の帰還に戸惑うレイチェルだったが、サムは人間ではない別の生物に変化している事を隠して記憶が無いと嘘をつく。一方、快く思わないジョーは不満を口にする中で、大喜びしていたトニーは飼育していた蛇の卵をサムが食べているのを見て驚きと恐怖から家を飛び出す。その後、サムはトニーに追いついて真実を話し、体内に何かを植え付けて超常的な力を与えると同時に恐ろしい計画を実行に移し始める。果たして、フィリップス家の運命はどうなってしまうのか？ゴア描写満載の展開と衝撃のラストはご自身の目でご確認下さい！

レビュー・感想

評価

ストーリー	☆☆★★★
意外性	☆★★★★
奥深さ	★★★★★
映像	☆☆☆★★
音楽	☆★★★★

☆5つが満点

良かった点

あえて見せるゴア描写

エイリアンの造形

残念だった点

説明不足が目立つ点

強引過ぎる展開

癖の強いBGM

感想

不快感の残る作品でした。

B級特有のチープさを前面に出しつつ、怖さよりも気持ち悪さに特化したマニア向けの演出を詰め込んでいるので、耐性が無いと最後まで見るのがキツいと感じました。また、ツッコミ所や曖昧な部分が多過ぎるのも少し残念でしたが、生々しい描写が脳裏に焼き付いて離れない作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています