映画『シャークトパスVS狼鯨』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

タイトル	シャークトパスVS狼鯨
原題	Sharktopus vs. Whalewolf
監督	ケビン・オニール
公開年	2015年
ジャンル	SF,コメディ
視聴制限	なし
時間	85分(1時間25分)
制作	Syfy
配給	Syfy

キャスト

俳優名	役名
キャスパー・ヴァン・ディーン	レイ
アカリ・エンドウ	ニータ
キャサリン・オクセンバーク	Dr.ラインハルト
マリオ・アルトゥーロ・エルナンデス	ローサ
トニー・オルモント	タイニー
ジョルジ・エドゥアルド・デ・ロス・サントス	パブロ

主なキャストのみを抜粋しています

ポイント2.前作・過去作との関連

今作はシャークトパスのシリーズ3作目になります。前作『シャークトパスVSプテラクーダ』や1作目の『シャークトパス』との関連は特に無いので、今作単体で見ても十分楽しむ事が出来ます。ただ、今作を含めて非常にマニアックでツッコミ所満載の作品ばかりなので、ぜひ過去作の方もご覧になってみて下さい。

ポイント3.若返り療法

劇中ではDNA操作を使った若返り療法をラインハルトが実施している描写があるのですが、ベースとなっているシャチはイルカ同様に代謝が非常に良く、血中の酸素濃度を高く保っているみたいです。実際に、日本でも美容クリニック等で、採取した少量の血液に医療用オゾンを加えて活性化させた後に再び体内に戻すオゾン療法(血液クレンジング)が行われていて、体質改善や病気の予防をしながら若返りに効果が期待出来るらしいです。また、副作用や安全性の高さから世界各地でも病気の治療目的で使われている方法みたいなので、興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。

ポイント4.見所

怪物同士の市街地バトル

危険な若返り療法

人間を超越したローサ

タイニーの極悪な秘術

レイの必殺カンフー

ポイント5.小ネタ・裏話

過去2作に登場したネイサンとサイムスの肖像画が劇中のどこかに登場するので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

こんな方にオススメ

B級モンスター映画をお探しの方

ブラックユーモア溢れる映画をお探しの方

笑える映画をお探しの方

ツッコミ所の多い映画をお探しの方

コントのようなドタバタ劇が好きな方

1つでも当てはまる方はぜひ!

登場人物

レイ

便利屋の男性。定職にも就かず酒ばかり飲む生活を送る中でシャークトパスに遭遇するが、金を借りているタイニー首長から心臓を手に入れろと言われたため、相棒のパブロと共に策を練る。

ニータ

警部補の女性。シャークトパスの捕獲に挑むレイに同行した際、ホエールウルフを目の当たりにし、2体の怪物から街を守るために奮闘する。

Dr.ラインハルト

DNA操作で若返り治療を行う女性。元野球選手のローサにシャチとオオカミのDNAを注入した事でホエールウルフを誕生させてしまう。

ローサ

元野球選手の男性。かつての栄光を取り戻すためにラインハルトの治療を受けるが、ホエールウルフに変身してしまい、次々と人を襲うようになる。

タイニー

ブードゥー教の神官の男性。シャークトパスの心臓から媚薬を作るためレイに手に入れるよう命じると同時に裏切らないように人形を使った秘術で警告する。

あらすじ・ストーリー

船上葬儀に駆り出されていた「レイ」と「パブロ」は、触手を持つサメ「シャークトパス」に突然襲われてしまい、参加者が犠牲になってしまう。責任を問われた「レイ」は留置所送りになったため怪物の話を「ニータ」にするが、信じてもらえなかった。その後、保釈金を払って出る事が出来たレイだったが、借金した相手の「タイニー」からシャークトパスの心臓を手に入れるよう命じられる。一方、元野球選手の「ローサ」は「Dr.ラインハルト」の元を訪れ、若返りの治療を受けていた。そして、シャチとオオカミのDNAを注入されたローサはゾンビ化を経て、月の光と満潮によって別の怪物ホエールウルフとなり、人を次々と襲うようになる。更に、シャークトパスの捕獲に向かったレイ達が格闘していた所へホエールウルフが乱入したため被害は拡大してしまう。しかし、タイニーの秘術によって逃げる事が出来ないレイは、混乱の中でシャークトパスに立ち向かう。果たして、レイ達の運命はどうなってしまうのか？笑劇の展開とツッコミ所満載の演出はご自身の目でご確認下さい！

レビュー・感想

評価

ストーリー	☆★★★★
意外性	☆☆☆★★
奥深さ	★★★★★
映像	★★★★★
音楽	☆☆☆★★

☆5つが満点

良かった点

笑いを誘う演出とBGM

癖の強い登場人物

残念だった点

チープなCG

曖昧で雑な設定

中途半端なドラマ性

緊張感の無さ

感想

シュール過ぎる続編でした。

過去2作に引けをとらないチープさとぶっ飛び具合にコメディ感をプラスする事で、更にマニア向けの作品になっていると感じました。相変わらずツッコミ所が多過ぎてストーリー自体がオマケのような気もしましたが、B級らしい荒削りな笑いが堪能出来る作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています