ヒャクブンノイチ

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映画『HELLO WORLD』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

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無料動画配信サービス情報

HELLO WORLD』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

Amazon prime video 〇(定額見放題)
U-NEXT ×
Netflix ×
hulu ×
ABEMA △(レンタル)
dTV △(レンタル)
Video Market △(レンタル)
Disney+ ×

注意点

本ページの情報は2021年9月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

BD・DVD・グッズ情報

HELLO WORLD』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

※リンクをタップもしくはクリックすると各ショッピングサイトの検索結果ページが表示されます。

 

ポイント1.基本情報

タイトル HELLO WORLD
監督 伊藤智彦
公開年 2019年
ジャンル SF,ラブロマンス
視聴制限 なし
時間 98分(1時間38分)
制作 グラフィニカ
配給 東宝
主題歌 OKAMOTO'S 「新世界」
Official髭男dism「イエスタデイ」
Nulbarich「Lost Game」

 

キャスト

声優名 役名
北村匠海 堅書直実
松坂桃李 先生(カタガキナオミ)
浜辺美波 一行瑠璃
釘宮理恵 カラス
福原遥 勘解由小路三鈴

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.異例の制作

今作は、アニメ映画では少し珍しい制作過程の作品になります。まず、主題歌を含め劇中歌は映画音楽の専門家を使わずに、プロのアーティストがそれぞれ場面に応じた曲を作曲しているので、独創性のある音楽を楽しむ事が出来ます。そして、日本のアニメ業界ではアフレコ方式が主流になっていますが、今作は声優が先にセリフを収録し、後から映像を合わせるプレスコ方式が採用されています。

 

ポイント3.京都

今作の舞台は近未来の京都という設定ですが、景観として実際に存在する建物等が忠実に再現されています。「伏見稲荷大社」や「上賀茂神社」「京都タワー」といった名所から「鴨川デルタ」等、背景にもこだわっているので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

 

ポイント4.見所

現実と仮想世界の複雑な絡み合い

3本足のカラスの秘密

堅書直実の葛藤

恐怖の狐面

直実と瑠璃の恋の行方

 

ポイント5.小ネタ・裏話

今作のシナリオは元々別の物がほぼ完成していたらしいのですが、2016年に公開されて大ヒットした『君の名は。』の影響で、一からシナリオを作り直したみたいです。

また、劇中には他のアニメや漫画、映画等の様々な作品のオマージュが含まれているので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

他にも、劇中の京都は4月をイメージしているらしいのですが、登場する場所も使用許可を取っている上に、アニメ業界として初めて京都市が後援という形で全面協力したみたいです。

ちなみに、今作の脚本を務めた「野崎まど」は、公開前に原作として小説版『HELLO WORLD』を出版していて、公開当日に「伊瀬キセネ」がスピンオフ作品として『HELLO WORLD if-勘解由小路三鈴は世界で最初の失恋をする-』を出版しているので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

 

こんな方にオススメ

ハラハラドキドキできる映画をお探しの方

泣ける映画をお探しの方

青春を感じる映画をお探しの方

風情のある京都の景色を堪能したい方

自分を変えたいと思っている方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

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登場人物

堅書直実

京都に住む読書が好きな男子高校生。突然現れた未来の自分と出会い、一行瑠璃と恋人になるため指定された行動を取る日々を送るようになる。

 

先生(カタガキナオミ)

未来から来た堅書直実。一行瑠璃が生きている仮想世界の未来を作るため不正アクセスによってアルタラに侵入した。唯一干渉出来る過去の自分を使って瑠璃を救おうと計画している。

 

一行瑠璃

直実の同級生で読書好きな女子高生。直実との初デートの花火大会の日に落雷で命を落とす運命だが、本人はその事を知らない。

 

カラス

3本足の謎のカラス。未来の直実が過去の自分のために最強マニュアルと一緒に用意したツール。神の手(グッドデザイン)と呼ばれる手袋に変身し、物理法則を無視して物質を変化させる事が出来る。

 

あらすじ・ストーリー

京都に住む高校1年の「堅書直実」は、ある日足が3本ある謎のカラスを発見し、後を追いかけた先で10年後の未来から来た自分と出会う。そして、未来の自分から今いる世界が仮想世界だという事と、同級生の「一行瑠璃」が3ヶ月後の7月3日に死んでしまう事を聞かされる。瑠璃とは面識がほとんどない直実だったが、未来の自分が後悔している事を知り、協力する事に決める。しかし、瑠璃を救うためには恋愛に発展させる必要があったため、直実は未来の自分が付き合うまでにとった行動を記録した最強マニュアルと、カラスの能力を授かる。未来の自分を先生と呼ぶ事になった直実は、グッドデザインの力を特訓しながら、瑠璃に対して行動を起こし続ける。少しずつ瑠璃との距離が縮まる一方、自分の意思で予定外の行動をとった直実は、自動修復システム「狐面」によって監視対象になってしまう。果たして、直実と先生は瑠璃を救う事が出来るのか?ハラハラドキドキの展開と衝撃のラストはご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー・感想

評価

ストーリー ☆☆☆☆★
意外性 ☆☆☆☆☆
奥深さ ☆☆☆★★
映像 ☆☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆☆

☆5つが満点

 

良かった点

独特な世界観と設定

意外性に特化した構成

雰囲気を盛り上げる劇中歌

圧巻の映像美

多数の作品のオマージュ

残念だった点

やや詰め込み感が目立つ点

 

感想

予測不能の作品でした。

一見するとシンプルに感じますが、謎に包まれた部分を伏線のように織り交ぜているので、奥行きのある内容に仕上がっていると感じました。ただ、尺の問題で詰め込み過ぎと展開が強引な感じもしましたが、アニメという自由度を最大限に生かした作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。