映画『ザスーラ』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

タイトル	ザスーラ
原題	Zathura:A Space Adventure
監督	ジョン・ファヴロー
公開年	2005年
ジャンル	ファンタジー,アドベンチャー
視聴制限	なし
時間	113分(1時間53分)
制作	コロンビア・ピクチャーズ
配給	コロンビア・ピクチャーズ

キャスト

俳優名	役名
ジョシュ・ハッチャーソン	ウォルター・バドウィング
ジョナ・ボボ	ダニー・バドウィング
クリステン・スチュワート	リサ・バドウィング
ダックス・シェパード	宇宙飛行士
フランク・オズ	ロボット(声)

主なキャストのみを抜粋しています

ポイント2.絵本を映画化

今作は「クリス・ヴァン・オールズバーグ」の絵本『ザスーラ』を映画化した作品になります。過去に映画化された『ジュマンジ』の原作者でもあるオールズバーグですが、独特な絵のタッチが特徴であり、他にも様々な絵本を出版しているので、興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。

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ポイント3.ジュマンジとの関連

今作は1995年に公開された『ジュマンジ』と共通点が多く、どちらもボードゲームを使った設定が特徴になります。ただ、ジュマンジはサイコロを振ってコマを進め、マスに止まるとこれから起こる出来事が文字として現れるのに対し、今作はルーレットを回してコマを進めるとカードが排出されて書かれた内容が実際に起こるという違いがあります。また、一部の制作スタッフはジュマンジも手がけていますが、監督は「ジョー・ジョンストン」から「ジョン・ファブロー」に交代していて、キャストもそれぞれ異なります。

ポイント4.見所

ザスーラがもたらす災難

試される兄弟の絆

恐怖の極悪ロボット

宇宙飛行士の過去

ザスーラの正体

ポイント5.小ネタ・裏話

監督を務めた「ジョン・ファヴロー」は特殊効果やミニチュアを使った撮影にこだわったみたいで、可能な限りCGは使わなかったらしいです。

また、劇中に登場するロボットは、3体のフルサイズの物が製作されて撮影シーンによって使い分けされたみたいです。

他にも、今作で使用されたセットは撮影が進むにつれて実際に破壊されていったらしく、燃えるシーンでは本当に火を付けて燃やしたみたいです。

ちなみに、オールズバーグの絵本に必ず登場する「フリッツ」という名前のブル・テリアが劇中のどこかに登場しているので、ご覧になる際にはぜひ探してみて下さい。

こんな方にオススメ

ハラハラドキドキできる映画をお探しの方

家族で楽しめる映画をお探しの方

家族の大切さが実感できる映画をお探しの方

刺激的な冒険を堪能したい方

兄弟姉妹関係で悩んでいる方

1つでも当てはまる方はぜひ!

登場人物

ウォルター・バドウィング

バドウィング家の長男。兄弟仲が悪く、頻繁にケンカしていたが、ダニーが地下室で発見したザスーラというボードゲームを始めた事で家ごと宇宙空間に飛ばされ、次々に災難が起きてしまう。

ダニー・バドウィング

ウォルターの弟。父親が留守にしている間、ウォルターに構ってもらおうとしたが、怒られて地下室に閉じ込められ、偶然見つけたザスーラを始めたため次々と災難に遭いながらゴールを目指す事になる。

リサ・バドウィング

ウォルターの姉。父親にウォルターとダニーの子守りを頼まれるが、デートの約束があったため部屋に籠って準備する中で、ザスーラのカードによって氷漬けにされてしまう。

宇宙飛行士

ザスーラのカードによって出現した男性。ゾーガン星人を追い払ったり、宇宙空間に投げ出されたウォルターを助けた事で信用を得る中で、兄弟仲の悪い2人に自身の経験からアドバイスを送りつつ行動を共にする。

あらすじ・ストーリー

両親が離婚した後、ケンカが絶えない「ウォルター・バドウィング」と「ダニー・バドウィング」は、父親が急な仕事で出かける事になったため留守番を余儀なくされる。そんな中、ウォルターを怒らせてしまったダニーは地下室に閉じ込められるが、古いボードゲームを見つけて遊んでみる事にする。ウォルターに断られたため1人でゲームを始めたダニーだったが、ルーレットを回してコマが進んだ後にカードが出てきて、流星群が屋根を貫通する事態が起きてしまう。更に、家の外が宇宙空間になっているのを目にした2人は、姉の「リサ・バドウィング」に助けを求めるが、相手にしてもらえなかった。その後、ゲームを進める中でリサは氷漬けになり、暴走する巨大ロボットや肉食の凶暴なゾーガン星人まで出現させてしまう。地球に帰るためにはクリアするしかないと考えた2人はゲームを続け、助けた「宇宙飛行士」を味方につけて襲撃してきたゾーガン星人を撃退させてもらった事で難を逃れる。しかし、氷漬けから解放されたリサが温まろうとボイラーを付けた事で熱に反応したゾーガン星人が戻ってくるトラブルが起きてしまう。果たして、ウォルター達はゲームを終わらせて地球に戻る事が出来るのか？ハラハラドキドキの展開と絆を深める兄弟の姿はご自身の目でご確認下さい！

レビュー・感想

評価

ストーリー	☆☆☆★★
意外性	☆☆☆★★
奥深さ	☆☆★★★
映像	☆☆☆★★
音楽	☆☆★★★

☆5つが満点

良かった点

適度なユーモア感

レトロ感溢れる演出

残念だった点

強引さが目立つ点

設定が機能していない点

感想

王道感のある作品でした。

ジュマンジを宇宙バージョンにしたような設定と味のある演出は魅力的でしたが、素材を活かしきれていない部分も多く、良くも悪くも定番感が強いと感じました。ただ、ファヴロー監督らしい遊び心とこだわりが詰まっているのは良かったですし、老若男女問わず楽しめる作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています