映画『アイガー・サンクション』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

タイトル	アイガー・サンクション
原題	The Eiger Sanction
監督	クリント・イーストウッド
公開年	1975年
ジャンル	アクション,スリラー
視聴制限	なし
時間	128分(2時間08分)
制作	マルパソ・カンパニー
配給	ユニバーサル・ピクチャーズ

キャスト

俳優名	役名
クリント・イーストウッド	ジョナサン・ヘムロック
ヴォネッタ・マッギー	ジェマイマ・ブラウン
ジョージ・ケネディ	ベン・ボウマン
セイヤー・デイヴィッド	ドラゴン
ジャック・キャシディ	マイルズ・メロー
グレゴリー・ウォルコット	ポープ

主なキャストのみを抜粋しています

ポイント2.小説を映画化

今作は「トレヴェニアン」の小説『アイガー・サンクション』を基に制作された作品になります。また、タイトルに関しては、アルプス山脈の1つでもある有名な山「Eiger」と「制裁」の意味を持つ「sanction」を組み合わせています。

ポイント3.アイガー北壁

劇中で登山をする事になるアイガー北壁ですが、同じアルプス山脈にあるグランド・ジョラス北壁、マッターホルン北壁と並ぶアルプスの三大北壁と呼ばれる登山が非常に困難な3大ルートの1つです。高さが約1,800mもある岩壁で、過去に滑落事故で犠牲になった人物が何名も出ているほど険しい事でも有名です。実際に今作の撮影中にもスタッフが落石事故に遭って犠牲になったらしいです。

ポイント4.見所

イーストウッドの体当たり演技

謎の男ドラゴン

本格的な登山

美しいアイガーの風景

劇中に登場する数々の名画

ポイント5.小ネタ・裏話

今作の監督は当初「ドン・シーゲル」にオファーを出していましたが、撮影が危険を伴う事を知っていたため断られたらしいです。

また、監督兼主演を務めた「クリント・イーストウッド」ですが、スタントマンやCG等は一切使わず、登山シーンを含めて全て本人が演じています。

こんな方にオススメ

ハラハラドキドキできる映画をお探しの方

極上のスリルが味わえる映画をお探しの方

美しいアイガーの風景を堪能したい方

闇のある裏社会を堪能したい方

登山に興味のある方

1つでも当てはまる方はぜひ!

登場人物

ジョナサン・ヘムロック

美術の大学教授で元凄腕ヒットマンの男性。高額な絵画の正当な所有権と2万ドルの報酬の代わりに暗殺を引き受ける。

ジェマイマ・ブラウン

ドラゴンの命令でジョナサンに近付く女性エージェント。

ベン・ボウマン

ジョナサンの友人で登山の要請学校を営んでいる登山家の男性。アイガー登山に挑むジョナサンをスパルタトレーニングで鍛え上げる。

ドラゴン

諜報機関のボスでジョナサンに暗殺を依頼する謎の男性。

あらすじ・ストーリー

元ヒットマンの「ジョナサン・ヘムロック」は、美術の大学教授として普通の生活を送っていたが、突然エージェントが面会に訪れ、ボスの「ドラゴン」から話があると伝えられる。ドラゴンからエージェントを殺害した2人組の始末を依頼されたジョナサンは、1人だけを始末する条件で依頼を引き受け、無事に仕事を終わらせる。しかし、帰りの飛行機で出会った「ジェマイマ・ブラウン」に報酬を盗まれてしまい、ドラゴンの手先だと知ったジョナサンは抗議に向かうが、逆にもう1人も始末して欲しいと言われる。犠牲になったエージェントが命の恩人と知ったジョナサンは仕事を引き受ける事にするが、ターゲットの情報はアイガー登山の参加者で片脚が悪いという事以外は不明だった。そこでジョナサンは、友人の「ベン・ボウマン」に協力を仰ぎ、過去2度失敗しているアイガー登山に向けてトレーニングに励む。果たしてジョナサンはアイガー登山と暗殺の両方を成功させる事が出来るのか？ハラハラドキドキの展開と衝撃のラストはご自身の目でご確認下さい！

レビュー・感想

評価

ストーリー	☆☆☆☆★
意外性	☆☆☆☆☆
奥深さ	☆☆☆★★
映像	☆☆☆☆★
音楽	☆☆☆★★

☆5つが満点

良かった点

ヒットマンと登山の組み合わせ

登山に至るまでの展開

細かい人物設定

残念だった点

ヒットマンらしさが少ない点

不要に感じる設定が目立つ点

感想

斬新な構成の作品でした。

設定自体は定番でしたが、そこに登山という全く別物の要素をプラスする事で上手く個性を出していると感じました。ややツッコミ所も多いですが、意外性があって見応えのある作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています