ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています

※本ページにはプロモーションが含まれています

映画『パラサイト 半地下の家族』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

スポンサーリンク

 

 

無料動画配信サービス情報

『パラサイト 半地下の家族』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

Amazon prime video 〇(定額見放題)
U-NEXT 〇(定額見放題)
Netflix 〇(定額見放題)
Hulu 〇(定額見放題)
ABEMA △(レンタル)
dTV △(レンタル)
Video Market △(レンタル)
Disney+ ×

注意点

本ページの情報は2021年11月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

BD・DVD・グッズ情報

『パラサイト 半地下の家族』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

※リンクをタップもしくはクリックすると各ショッピングサイトの検索結果ページが表示されます。

 

ポイント1.基本情報

タイトル パラサイト 半地下の家族
原題 기생충
監督 ポン・ジュノ
公開年 2019年
ジャンル ヒューマンドラマ,コメディ
視聴制限 PG-12(12歳以下は保護者の監督が必要)
時間 132分(2時間12分)
制作 パルンソンE&A
配給 CJエンタテインメント

 

キャスト

俳優名 役名
ソン・ガンホ キム・ギテ
チェ・ウシク キム・ギウ
パク・ソダム キム・ギジョン
チャン・ヘジン キム・チュンスク
イ・ソンギュン パク・ドンイク
チョ・ヨジョン パク・ヨンギョ
チョン・ジソ パク・ダヘ
チョン・ヒョンジュン パク・ダソン
イ・ジョンウン ムングァン
パク・ミョンフン オ・グンセ

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.初受賞

今作は第92回アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「国際長編映画賞」の4部門を受賞した作品になります。また、非英語作品として作品賞を受賞した作品でもあり、第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となるパルム・ドールを受賞した作品でもあります。

 

ポイント3.本格的なセット

劇中に登場するキム一家が住む半地下の家は、美術監督を務めた「イ・ハジュン」が学生の頃に住んでいた半地下をイメージして作られたらしく、大きさだけでなく、壁のシミや垢、半地下の独特な臭いまで再現したみたいです。また、パク一家の住む豪邸も実際にセットとして建てられたらしく、評論家からも高い評価を受けて、アカデミー賞の「美術賞」にもノミネートされたので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

 

ポイント4.見所

格差社会とメタファー

大胆不敵なキム一家

地下室に隠された秘密

癖の強い登場人物

韓国社会の闇

 

ポイント5.小ネタ・裏話

監督を務めた「ポン・ジュノ」は今作について、韓国的すぎるため海外の人が見ても100%理解する事は出来ないだろうと話していたみたいです。

また、劇中に登場するジャージャー麺(ジャージャーラーメン)ですが、農心が販売しているインスタント麺を2種類組み合わせたチャパグリという料理らしいです。

他にも、ギウの家庭教師やチュンスクの桃アレルギーという設定はポン監督の実体験を基にしているらしいです。

ちなみに、劇中に登場するパク一家の家族写真には裏設定が隠されているので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

 

こんな方にオススメ

一風変わったコメディ映画をお探しの方

メッセージ性の強い映画をお探しの方

闇の深い映画をお探しの方

ブラックユーモア溢れる映画をお探しの方

人を見た目や印象で判断しやすい方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

スポンサーリンク

 

 

 

登場人物

キム・ギテ

半地下の家に住むキム家の父親。過去に様々な仕事に就くも長続きせず、無職だったところギジョンの策略でパク家の運転手として働き始める。

 

キム・ギウ

ギテクの息子。お金が無いため大学に行けず、浪人中だったところ友人の紹介でダヘの英語の家庭教師を始めるが、次第に恋心を抱くようになる。

 

キム・ギジョン

ギテクの娘。お金が無いため美大に行けず、浪人中だったが、ギウの手引きでダソンの美術の家庭教師としてパク家に雇われる。

 

キム・チュンスク

ギテクの妻。元ハンマー投げのメダリストのため、ギテクを尻に敷いている。家事が得意なため家政婦としてパク家に雇われる。

 

パク家

父親のドンイク、母親のヨンギョ、娘のダヘ、息子のダソンの4人家族。大豪邸に住む裕福な家庭だが、キム一家の嘘を疑う事なく信じ込んでしまう。

 

ムングァン

パク家に雇われていた家政婦。キム一家の策略で解雇されてしまうが、パク一家も知らない地下室の存在を知っている。

 

あらすじ・ストーリー

薄汚れた狭い半地下に住むキム一家は、4人とも無職で僅かな収入で苦しい生活を送っていたが、息子の「キム・ギウ」が友人の紹介で裕福なパク家の家庭教師として雇われる事になる。その後、ギウの紹介で娘の「キム・ギジョン」も家庭教師として雇われ、策を練って父親の「キム・ギテク」も運転手として雇ってもらえる事になる。そして、家政婦の「ムングァン」を辞めさせて母親の「キム・チュンスク」も新しい家政婦として雇われるが、表向きは他人のため、家族だとバレないようにしなければならなかった。ある日、パク一家が全員でキャンプに出かけて留守にしたため、4人は大豪邸に集まって贅沢を満喫していたが、突然ムングァンが忘れ物をしたと言って訪問してきた。仕方なく招き入れる事にした4人はパク一家も知らない秘密の地下室の存在と驚きの光景を目にする。しかし、ムングァンに家族という事がバレてしまい、揉み合いになる中でパク一家が間もなく帰宅するというピンチに陥ってしまう。果たして、キム一家の運命は一体どうなってしまうのか?予測不能の展開と衝撃のラストはご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー・感想

評価

ストーリー ☆☆☆☆☆
意外性 ☆☆☆☆☆
奥深さ ☆☆☆☆★
映像 ☆☆☆☆★
音楽 ☆☆★★★

☆5つが満点

 

良かった点

細部にまでこだわった演出

引き込まれる世界観

伏線と匂わせのバランス

インパクトのある展開

残念だった点

偏った思想が含まれている点

 

感想

非常に濃厚な作品でした。

1つのジャンルに特化せずに、様々な要素をバランス良く組み合わせる事で、オリジナリティ溢れる作品に仕上がっていると感じました。韓国らしい独特な表現は好みが分かれるかもしれませんが、メッセージ性の強い内容になっているので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

スポンサーリンク