ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています

映画『LAMB/ラム』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

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無料動画配信サービス情報

『LAMB/ラム』を無料で見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

Amazon prime video 〇(定額見放題)
U-NEXT ×
Netflix ×
Hulu ×
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dTV ×
Video Market ×
Disney+ ×

注意点

本ページの情報は2023年2月時点のものです。サービスによって無料期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(無料で見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

BD・DVD・グッズ情報

『LAMB/ラム』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

※リンクをタップもしくはクリックすると各ショッピングサイトの検索結果ページが表示されます。

 

ポイント1.基本情報

タイトル LAMB/ラム
原題 Lamb
監督 ヴァルディマル・ヨハンソン
公開年 2021年
ジャンル ホラー,ファンタジー
視聴制限 R-15+(15歳未満は視聴禁止)
時間 106分(1時間46分)
制作 Go to Sheep 他
配給 A24

 

キャスト

俳優名 役名
ノオミ・ラパス マリア
ヒルミル・スナイル・グドゥナソン イングヴァル
ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン ペートゥル

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.初監督作品

今作は『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』等で特殊効果を手がけてきた「ヴァルディマル・ヨハンソン」が初めて長編映画の監督を務めた作品になります。今作でもアダの撮影にはVFXを極力使わないように工夫したみたいなので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

 

ポイント3.宗教と神話

今作は宗教や神話を連想させる設定や演出が含まれているのが特徴になります。羊と人間が組み合わさったアダだけでなく、母親のマリアという名前や羊飼いという設定等、シンプルではあるものの隠喩として使われているので、ご覧になる際にはぜひそれぞれの意味を考えてみて下さい。

 

ポイント4.見所

怯える羊と得体の知れない何か

禁断の奇跡がもたらす幸福

狂気に満ちたマリアの母性

それぞれの過去

羊の悪夢と破滅の始まり

 

ポイント5.小ネタ・裏話

マリア役を演じた「ノオミ・ラパス」は役作りのためにアイスランドの農場で実際に過ごして羊の出産方法についても学んだみたいです。

また、ヨハンソン監督は幼少期の頃に祖父母の羊牧場で過ごした経験から今作のアイデアを思い付いたらしいです。

他にも、アダ役は本物の子羊や子役、パペット人形をシーンによって使い分けつつ、上手く表現出来ない場合のみVFXを使ったみたいです。

 

こんな方にオススメ

一風変わったホラー映画をお探しの方

不穏な空気感のある映画をお探しの方

美しい景観を堪能したい方

強烈な刺激を求めている方

宗教や文化に興味のある方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

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登場人物

マリア

羊小屋を営む女性。夫のイングヴァルと生活を送る中で羊から半分人間の子羊が産まれ、アダと名付けて我が子のように可愛がって幸せを感じつつも失ってしまうかもしれない不安に苛まれる。

 

イングヴァル

マリアの夫。夫婦で羊小屋を営む中でアダが産まれたため幸せが訪れるが、仲間とトラブルを起こした弟のペートゥルが帰省した事で不穏な空気が流れ始める。

 

ペートゥル

イングヴァルの弟。借金のせいでバンド仲間に追い出されたためイングヴァルの家に転がり込むが、アダを可愛がる様子を見て狂っていると感じ、冷たい態度をとりつつ2人を正気に戻そうとする。

 

あらすじ・ストーリー

大自然に囲まれた山間部で羊小屋を営む「マリア」と「イングヴァル」の夫婦は、羊を順調に増やしながら静かな生活を送っていた。ある日、羊が産気づいたため2人は出産に立ち会うが、半分人間の子羊が産まれた事に驚愕する。戸惑いを隠せないイングヴァルとは対照的にマリアは生まれてきた何かを「アダ」と名付け、我が子のように可愛がって幸せを噛み締めていた。過去に子供を亡くしていたマリアにとってアダの誕生は奇跡であり、嬉しそうにする姿を見たイングヴァルも同じように可愛がる反面、心の中では葛藤していた。そんな中、アダを産んだ母羊が我が子を求めて鳴く日々が続き、知らない間に丘の上へ連れて行ったため子供を奪われるという不安に駆られたマリアは銃で撃ち殺してしまう。更に、転がり込んできた「ペートゥル」がアダについて干渉してきたためイングヴァルは夫婦の問題に首を突っ込むなと警告する。しかし、狂っていると感じるペートゥルはアダを連れ出して銃口を向けるが、人間らしい一面を見たため思いとどまって家族の一員として接するようになるも、忍び寄る影に誰も気付いていなかった。果たして、一家の運命はどのような結末を迎えるのか?衝撃の展開と様々な解釈の出来るラストはご自身の目でご確認下さい!

 

レビュー・感想

評価

ストーリー ☆☆☆★★
意外性 ☆☆☆☆★
奥深さ ☆☆★★★
映像 ☆☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆★★

☆5つが満点

 

良かった点

予測不能の展開

静寂による不穏な空気感

アダの癒し要素

映像を使った説明と感情表現

残念だった点

曖昧さが目立つ点

不要に感じる章分け

 

感想

異質なホラー作品でした。

羊でも人間でもない何かという大胆かつファンタジー感強めの設定に、大自然の中でごく普通に暮らすリアリティ感のある夫婦を組み合わせる事で、奇々怪界な内容に仕上がっていると感じました。ただ、解釈を鑑賞者に委ねている部分が多いため好みが分かれると思いましたが、何ともいえない余韻の残る作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

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