映画『ホステル2』5つのポイント・無料で見る方法・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

タイトル	ホステル2
原題	Hostel:Part Ⅱ
監督	イーライ・ロス
公開年	2007年
ジャンル	ホラー,スリラー
視聴制限	R-18+(18歳未満は視聴禁止)
時間	95分(1時間35分)
制作	Next Entertainment 他
配給	ライオンズゲート

キャスト

俳優名	役名
ローレン・ジャーマン	ベス
ロジャー・バート	スチュアート
ビジュー・フィリップス	ホイットニー
ヘザー・マタラッツォ	ローナ
ヴェラ・ヨルダノーヴァ	アクセル
リチャード・バージ	トッド
ミラン・クニャシュコ	サーシャ
スタニスラフ・アイエネフスキー	ミロスレフ
ジェイ・ヘルナンデス	パクストン

主なキャストのみを抜粋しています

ポイント2.前作との関連

今作はホステルのシリーズ2作目になります。前作『ホステル』との関連については、ネタバレを含め時系列的にも内容的にも繋がりがあるため注意が必要です。また、前作で謎に包まれていた部分も明らかになるので、今作よりも先に見る事をオススメします。

(ホステルの記事一覧はコチラ)

ポイント3.エリザベート・バートリ

劇中で血を浴びるサイコキラーのバートリー夫人は、血の伯爵夫人の異名を持つ「エリザベート・バートリ(バートリ・エルジェーベド)」をモデルにしているみたいです。様々な逸話や風説があるエリザベートですが、被害者や関係者の証言によると残虐極まりない行為を日常的に行っていたらしいです。ちなみに、エリザベートが登場する作品は映画や小説、漫画等、数多く存在するので、興味のある方はぜひ今作と併せてチェックしてみて下さい。

ポイント4.見所

恐怖のホステルと廃墟の再来

ハンティングクラブの実態

惨劇の女子旅

スチュアートとトッドの目的

人喰い犬を使った鉄壁のセキュリティ

ポイント5.小ネタ・裏話

劇中には『カニバル』『食人族』を手がけた「ルッジェロ・デオダート」が食人のキラーとしてカメオ出演しています。

また、監督を務めた「イーライ・ロス」や制作スタッフも劇中のどこかにカメオ出演しているので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

他にも、ベス役を演じた「ローレン・ジャーマン」はホラーが大の苦手だったため、撮影期間中は怖い悪夢を見るほどだったみたいです。

ちなみに、アクセルの部屋には前作で登場していたナターリアとスヴェトラーニャの写真が飾られているのでご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

こんな方にオススメ

グロテスクなホラー映画をお探しの方

極上のスリルが味わえる映画をお探しの方

独特な緊張感のある映画をお探しの方

闇の深い映画をお探しの方

強烈な刺激を求めている方

1つでも当てはまる方はぜひ!

登場人物

ベス

美術大学に通う女子大学生。友人達と旅行中にトラブルが発生し、助けてくれたアクセルの勧めでスパへ行く予定に変更した事から悲劇が始まる。

スチュアート

妻と娘の3人で暮らす男性。友人のトッドに誘われてハンティングクラブに入会し、日頃の鬱憤を晴らそうと考えるが、予定日が近付くにつれて躊躇い始める。

ホイットニー

ベスの友人の女子大学生。ベス達と旅行中に魅力的な男性のミロスレフと出会って楽しんでいたが、ローナが見知らぬ男と消えたまま行方不明になる。

ローナ

陰気な女子大学生。ベスの誘いで旅行に参加し、現地で出会った男性に誘われるまま着いて行くが、拉致されて血を欲する女性から拷問を受けて殺害される。

アクセル

デッサンモデルの女性。デッサン会で出会ったベス達と列車内で再会し、トラブルを解決した後にオススメのスパへ案内しながら一緒に旅行を楽しむ。

トッド

スチュアートの友人で資産家の男性。ハンティングクラブに入会し、初めてのお楽しみに興奮しつつ躊躇するスチュアートの背中を押す。

あらすじ・ストーリー

美術大学に通う「ベス」と「ホイットニー」は旅行にの計画を立てる中、ホームシックの「ローナ」も誘って3人で列車に乗り込む。すると、車内で立て続けにトラブルが発生し、身の危険を感じた3人だったが、デッサン会で出会った「アクセル」に助けられ、オススメのスパがあると聞いたため目的地を変更して一緒に行く事に決める。その後、ホステルにチェックインしたベス達はフロントマンにパスポートを渡すが、裏で顔写真が何かのサイトにアップされている事に気付かないまま収穫祭へ出かける。3人はそれぞれ素敵な出会いと祭を満喫する中、ローナが親しくなった現地の男性とボートでどこかへ行ったまま行方が分からなくなってしまう。ローナの事を心配しつつも2人で楽しんでいると思った一行はスパへ行く事にするが、今度はホイットニーやアクセルも姿を消してしまい、ベスも謎のスーツ姿の男2人に追われる事になる。果たして、ベス達の身に一体何が起こっているのか？悶絶必至の展開と衝撃のラストはご自身の目でご確認下さい！

レビュー・感想

評価

ストーリー	☆☆☆☆★
意外性	☆☆☆☆★
奥深さ	★★★★★
映像	☆☆☆☆★
音楽	☆☆☆★★

☆5つが満点

良かった点

2つの視点による展開

伏線の回収方法

シンプルなミスリード

苦痛を伴うゴア描写

他作品のオマージュ

残念だった点

やや説明不足が目立つ点

感想

極悪非道の続編でした。

相変わらず高い露出度とゴア描写をキープしつつ、前作には無かったキラーサイドのストーリーを同時進行という形で組み合わせる事で、理不尽さと残虐性がダイレクトに伝わると感じました。何気ないセリフや演出の中に含まれた伏線を違和感なく回収しているのも良かったですし、王道と意外性を見事に両立させた作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています